理想では喰っていけない(親族経営とか)


まえに、小説や作品が自分を支える…云々と書いた。

だけど、現実は村上春樹の作品を例に出すまでもなく、厄介なものでもある。

さっきも、親族経営について問題視するコメントを見たが、人間の文化など中国古典を見ても、太古からドロドロの宮廷での内政をやっていたのだ。

利害関係も高度に複雑化すれば、素人目には何やっているのか、分からない。

何で、専門外の分野の重鎮(重役)が、いきなりやってくるのか?

または、事実に即した仕事をしているならともかく、利害関係により利益を引き寄せたりして、世の中は見た目より複雑怪奇でもある。

しかし、よく言われるのは仕事をしないで人間関係で喰っている、というものだ。

世の中の表面的なキャンペーンでは、環境問題やら、性差別やら、いろんな問題提起をしているが、本質的な部分の仕組みはあまり変わっていない。

それに流され、変わった、変わったと思い込むから、損をしたり、被害を被ったりするのだ。

たぶん、こういう感覚は若い時には分からず、歳を取ってくれば、見えてくるものかもしれない。

ただ、経営感覚が長けていたり、外向的な力があれば、若いころでも、分かることなのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?