双子じゃないのに同級生の現在の次女の話

前回の番外編で、結婚する長女のためにサプライズで絵本を作成しなきゃならん宿題のことを書いた。

家族からのメッセージを入れるため、何か書いてメールで送ってくれと次女に電話で頼んだ。

「代筆はオイラがするから、何かメッセージ送ってくんない? あ、長女には内緒だから、話すなよ?(笑)」

「わかったー。あ、あのさー、
オバチェ描いてよ!!」

「え。 あの白いヤツ?」

「そぉ^_^  可愛いやろーー?」

次女は、ゆるキャラ好きだ。

すみっこぐらしが大ブレークする前に、
「これ、絶対可愛いからっっ」
ってゴリゴリ推してて、三女もめちゃ同意してたのを覚えてる。

他人が描いたキャラをトレースするのはめちゃ苦手なんだが、

とりあえず、そのオバチェとやらを模倣して、完成品を次女に写メった。

「んーーー、いいね、ママ! ありがと^_^」

「おお、メッセージありがとなー」

「ううん。でも。 ……いいなぁ。 こういう記念になるモノ、私 何も無いんだよねぇ、入籍しただけだし」


(°▽°) 確かに…


次女は昨年の夏、婚姻届を役所に出して、姓が変わった。
オイラと同じく、結婚式は無駄と考える子で、ただ紙切れ一枚の区切りだけだ。

「まぁ、でもね、今度ドレス着て写真は撮るんだよー。旦那さんのおばあちゃんに見せてあげるの!!」


目に見える形を残す、思い出を増やす、誰かの記憶にも残してゆく。


そうやって、人は生きていくし、生きてゆけるのか……

まぁ、オイラはここで、こんな駄ノートを書くことが形なのかな(笑)

それはそれとして、
次女にも長女のような絵本を贈ろう!

と思ったのだがしかし、
同じような絵本ってのは無いわけで。
あれはあの披露宴会場のオリジナル絵本のようだ。

仕方がないので、評価の高そうな、余白が多めの絵本をチョイス。
余白にシールペタペタ攻撃で、次女のための世界にひとつの絵本を作ろう。

喜んでくれるといいな。

明日は次女の誕生日。

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