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黒板をノートに移すのが遅い子について どうしたらいいかという質問に答えてみた。

皆さんこんばんは 今日も旅先にいるもので
スマホからの発信で分かりにくくてすみません。
帰ったら 再編集して分かりやすく しようと思いますが
今日はこれでお許しください。
さて 今回も 知り合いの先生から質問を受けました。
どうやら ホワイトボードに書き込んだことについて
子どもたちにノートを取らせたいようなんですが
時間がかかって苦労してるとのことです。
この先生の学年は5年生。
いいスピードで移すことができるぐらい練習したそうですが
どうしても1割ぐらいの方がなかなか 対応できないようです。
考えられることは何があるか今日は そんな話です。

板書が見えてない

可能性の1個目としては 視力の問題です。
視力の問題と言うと近視が多いので、遠すぎて見えないのかな
と思いがちですが遠視の子もかなりの確率でいるようです。
遠視の場合は ピントを合わせるのが難しく
近くのものが見れなかったり ある一定の距離のものが
見にくかったりします。
なかなか 健康診断等では気づけない部分でもあったりするので
もし あまり気になるようだったら確認したらいいかもしれません。
また色によっても見やすいもの 見にくいものとあります。
もしかしたら色が見えにくいものなどがあったりもするので
あまり気になるようになったら これも確認する方がいいと思います。

ノートの使い方が分かっていない

次に多いのが ノートの使い方がわからなくて
ずいぶん時間がかかってるというものです。
よくあるのが、なぜかここまでの担任が教えてくれたものが
入ってないケース。
もう一つはお家での指導が入って
ノートに隙間を開けたりページの変え方がお家の人の考えと違ったため
お家の人が勝手に怒って指導してしまったため
混乱してしまっているケースです。
これについては 使い方について みんなで もう1回
確認することが重要だと思います。
ノートの使い方が統一されるとスピードが速くなるケースもありますが
それでも遅い場合はおそらく「行」や「ます」を
理解してないケースが多いと思います。
視力からくる問題と使い方の問題の場合とあるので
よく子どもの様子を見とって関係機関の得意な先生などに
相談しましょう。

書くスピードが上がらない子

字を書くスピードが遅い子は、漢字 やその他 文字の書き順が
定着していなかったり 共通の形が出た場合は
どう書くのかが覚えてなかったりすることで
どんどん 他のこと 時間差ができてしまいます。
また短期記憶の能力に乏しく、何回も板書を確認したり
問題を読み直したりします。
これを防ぐためには やはりある程度
何が苦手で何が得意というのを見取る必要があります。
そして苦手なことについては復習等で補っていくんですが
ここで大事なことは 長い目で見ることです。
ここまでの期間かかっても苦手にしているのは
理由はおそらくあり、そこがマンツーマン指導になったから
解決するというものではないと思います。
まずは少しでもいいから スピードアップしようということで
一緒に練習するというようなことをしてはいいかなと思います。

他にも理由があるかと思いますが 今回はここまでにしたいと思います 。
何かしらの理由があって 本人も困っています。
我々が困るだけでなく 本人も困っているっていう感覚を
大事にしながらお互いの思いが達成できるように
上手に子どもと打ち合わせしながらやっていくのがいいと思います。
今日も読みいただきありがとうございました。


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