見出し画像

上手な波の先生は学級通信の出し方も工夫がある


皆さん 学級通信 は作られていますか?
新年度が始まったので おそらく発行された人がほとんどだと思います。
今年の分については もう 方針があるかと思うのですが
上手な「並」の先生のクラスの学級通信の今年度のものを見たら
実にいろんなところに工夫があるようになっています 。
今日はそんなことをお話ししたいと思います

 学級通信は最初に必ず出す

 学級通信を全くしないという先生は、探してみたけど
おられませんでした。
理由は学校での取り組みとしてやっているからというものや
とりあえず 挨拶代わりに 学級通信で自分のことを紹介しておく
というのが多いようです。
ただし 学級通信をいくつ 発行するかについては
大きく差があり 上手な「並」の先生の中でも差がありました。
毎日のように書く先生もいればほとんど出さない先生もいます
ここでどうしてそんなに差がつくのかなと思ったのですが
1つには 通信を書くのが好きな先生がたくさんいることです。
これについては 苦にならなければどんどん進めていいと思います。
ただし単学級だった場合 あまり問題は起きにくいかもと思いますが
いくつか 同学年に学級がある場合 ちょっと気を使う必要があるかなと
思います。
例えば 書くのがとっても上手な先生が毎日出すのと
少々 苦手な先生が出しにくいというような状況があった場合
何でこんなに差があるのかと保護者さんが思うからです。
その場合はある程度数を揃える必要があると思います。
 もう1つのほとんど出さない先生のケースですが
よくよく話を伺うと学校の 他のシステムと重なる部分が多いから
という答えが多いように思います。
例えば 近年 増えてきた SNS での連絡
ホームページの更新 昔からある学校だよりや保険だより などの
各種の通信があるので それらを統合していくと
学級通信で書く内容というのは、ほとんど学級の出来事になります。
それがいいという先生もいますが、
一方で本当に素晴らしいことがあったとしても
全体に向けての内容だとどうしても細部に渡って伝えることが
できない場合が多く、場合によっては
管理職に稟議をした際に思いが少々 変更させられることもあるので
それなら直接話したいという先生も多くおられ
学級通信に使う時間よりも 連絡帳や 直接電話してお話をすることに
力を使われる先生もいるようです。
ですのでどれだけ出すかについては自分の学級通信 などを
作るのが好きか好きじゃないかという部分
それと 学校の他の文章の状況に合わせて決めるのが良いようです。

ちょっと一個目でずいぶん長くなったので、
他の事例は次回以降にまわします。
学級通信で気を付けたいのは、情報の使いまわしです。
学校得意の前例踏襲で、前年度のデーターを活用すると
文章やレイアウトがほとんど一緒になります。
保護者さんの中にはそういうのに目ざとい人がいて
決してそういうつもりではないのですが
「教師が手を抜いている」という風に感じられるケースも
少なくないようです。
せっかくがんばっているのにこれではうかばれないですよね。
ですので、その辺にも注意ですね。

上手な「並」の先生にはこの辺も学ぶことがありそうです。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?