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上手な波の先生はプリントの出し方が工夫されている


皆さんは授業でプリントを出されることがありますか?
うちの学校は市販プリントはそんなに 購入しないのですが
上手な波の先生のクラスは市販プリントを自作プリントも含めて
上手に活用されています。
なかなか時間もかかることなので全部 真似するのは難しいのですが?
今日はその上手な活用方法をいくつか紹介したいと思います。

 授業の意欲を上げるために活用

 この時期 運動会練習などがあって
子ども達がくたびれていたりします。
そうすると授業を始める時に通常の始め方をしてしまうと
なかなか子どもの意欲が上がらず
そこに指導をしなければいけなくなったりします。
教師も指導した後なので くたびれていると思うので
ここの時間は非常に我慢比べというか
お互いにしんどい時間になります。
そこを脱出するために 上手な「並」の先生は
5分程度のプリントを用意され 実施されます。
この実践の素晴らしいところは 得意な子は楽しんで
スイスイ解いていくし、 苦手な子については
「できなくてもいいけど問題は読んでね。」 という風に言われて
とりあえず 個人の活動が全員できるようになります。
しかも 自分の能力や状況にに合わせたりして
無理のない進め方ができます。
  5分たったらできてもできなくても回収されます。
そして 上手な「並」の先生はプリントを返す時に
「前回よりも良くなったよ」 とか 得点を正解数ではなく
頑張ったところに点をつけたりして返されます。
この5分というのも 秀逸で5分ぐらいだったらやってもいいかなと
子どもたちが思うみたいで集中しますし
頭の中が整うには十分な時間のようです。
そして プリントの返し方も上手で最初 70点ぐらい返して
「全部できてるのに何でですか?」とて子供に言われた先生は
「さらにメモをしたりだとか 丁寧な手だとか書けるよね。」 って
やり取りをされます。
この活動も1回だけではなかなかうまくいかないと思うのですが
2回 3回と繰り返されてるうちに流れができて
上手に活動できるようになるようです。

 テストの振り返りに活用

市販のテストを購入する際に プレテストが入っているのを
購入された方も多いのではないでしょうか?
プレテストっていうぐらいだからテストの前にやって力をつけるって
いう風に思われる方もおられるかもしれませんが
上手な「並」の先生は 活用法をいくつか持っておられます。
その中で一番優秀なのが 実態に合わせてテストへ
良い成績がいきなり取れそうだったら
まずやらせる。
そして 間違えたところを プレテストで復習するというやり方です。
これ意外と有効で子どもたちが自分たちで学習をして
賢くなることができます 。
特にテストというのはうまくい行かないと
もう1回やりたいというような気持ちが残るようで
そういう気持ちになった時にプレテストを出すことで
子どもたち自身が 復習をして賢くなることができます。

他にも紹介したいのですが今回はこの辺で・・・・

 最後にプリントを活用することは時間に追われることになるので
拒否される方も多いように思います。
なので 市販プリントはある程度少なめに購入しておいて
上手な「並」の先生のように 実態に合わせて
自作プリントを活用されるのがいいかと思います。
逆に言えば プリントがうまく噛み合ってくると
指導の一環として活用できます。
ツールの1つとして 使いこなせるぐらいまで行くと
もしかしたら上手な「並」の先生のように
うまく時間を使うツールにもできるかもしれません。
上手な「並」の先生にもこの辺も学ぶことがありそうです


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