哲学〜ブッダ〜プライドをすんなり手放す

 今日のお気に入りの言葉です

怒りをポイっと捨てること。「俺様は偉い」「私は称賛されるに値する」「私のセンスは抜群だ」「僕は大事に扱われて当然だ」            これらの生意気さを君が隠し持つからこそ、そうでない現実に直面するたび、怒りが君を支配する。これらの生意気さに気づいて、それをすんなり手放せるように。全ての精神的しがらみを乗り越えて、心にも身体にも拘らず、何にもしがみつくことがないのなら、もはや君は怒ることも苦しむこともなくなるだろう。

【超訳ブッダの言葉 小池龍之介 編訳】
 「クラスでテストの点数が1位だった」、「会社で半期の売り上げが全社員の中で1位だった」等どんな小さな世界の出来事であっても、その中で何か成功すると、周りよりも優位な立場にたった気になり無意識に小さなプライドをもってしまい、それによって「俺は尊敬されるべき存在だ」と舞い上がるものの、俯瞰してみるとその成功は大したことではないため周囲の人間の対応は何も変わらず、それに対する自分の思いとのギャップが怒りを生むのだから、その”しょうもないプライド”に気づくことでそこから解放されましょうというようなことでしょうか。

 私自身もなんとなく自分でそのような感覚に陥ったことがありますが、怒りが生じる一つの共通パターンとして言えるのは「自分が周りにいだく期待値と現実の開差が大きいこと」が挙げられるのではないでしょうか。

 私も数年前にそのことに気づき、今では周囲の人間に全く期待しないようになった(良い意味でです笑)ため、怒りが生じる機会が非常に減少しました。

 ブッダのこの言葉をみることでまたこの点を改めて意識することができるので、良い心のメンテナンスになりました^ ^


 最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^

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