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素人のハンドメイド

手芸が好きだ。
特にやり込んでいるのは羊毛フェルト。
気に入った作品は、同じレシピで何度も作る。
可愛くできたものは、お世話になっている誰かにプレゼントする。
ほんとうにそれが喜ばれているのかどうかはわからないけれど、少なくともイヤな顔はされない。
(もともと、たいした関係性のない人にはプレゼントしない)
そこで感じるのが、素人のハンドメイドの限界だ。
技術が安定していないから、毎回違う顔の作品ができる。
顔が違う、という程度のことならいい。
「今度あの人にプレゼントしよう!」
と、張り切って作ったときに限って、そんなに可愛くないものができたりする。
焦りが生まれるのだろうか。
今日作ったワンコは、グループホームの相部屋さんにプレゼントした。
自分でも、今日のワンコがほんとうに可愛かったのかどうかはわからない。
いつもわたしの羊毛フェルトを見てくれて
「わあ!可愛い!
これ、売ってあったらわたし買います!」
と言ってくれる相部屋さんだけど、実際プレゼントされた今日のワンコに関しては
「あれ?
こないだのより可愛くない」
なんて思っているのではないかとヒヤヒヤする。
まあいいや、あげたものはあげたもの、ほんとうに要らなかったら捨てるなりなんなりするだろう、と思う。
同じものはふたつとできない、というのがハンドメイドの醍醐味。
けれど、安定して可愛いものを作れるようになりたい。
ときどきあれこれ作ってみて、精進していこう、と思う。

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