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こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく

境界性人格障害と言われたことがある。
そんなことはないだろう、と思っていたけれど、それもあるかも知れない。
わたしの対人関係は、不安定だ。

1年半通っていた作業所の、指導員Sさんが大好きだった。
初めて会った日から好きになったし、ずっと大好きだった。
Sさんも、わたしにとても良くしてくれた。
けれどわたしはSさんにべったり依存した。
Sさんの重荷になるほどに。
そして、関係性は壊れていった。

こういったことが、わたしの人生には、いつから始終ある。
依存性人格障害、と診断されたこともある。
わたしは支えてくれる誰かに依存する。
そして、みずから関係性をぶち壊す。
そんなことを、繰り返してきた。

自分が変わっていかなければ、また何度でも、死ぬまで同じことを繰り返す。
そして、みんなわたしのそばを離れていく。
わたしが、大切だった誰かのそばを離れてゆく場合もある。
大好きだったSさんのそばを離れていったように。

人を信じられない。
ほんとうは、みんな怖い。
男の人も女の人も、怖い。
みんな敵だと思っている。
わたしの本心は、そうなのではないか。

変わっていこう。
誰かにべったり依存する、ということを、意識的に減らしていこう。
そうしていかなければ、安定した人間関係というものを手に入れることはできない。

趣味を増やそう。
楽しみを増やそう。
自分で自分の傷を癒やしていこう。
そうすることで、少しずつ、自立した人間になっていこう。
そう思う。


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