どうもみこです。

私は、どうしても考えてしまうことがある。

「どうしてみんなそんなにすぐ人を好きになれるのか」ということ。

そもそも、人を好きになる基準って、人によって違うと思けど、
私にとって恋愛とは、とても美しくて、汚くて、儚いものだ。
やっと手に入ったと思ったら、すぐどこかに逃げてしまうようなものだ。

私は恋がはじまったら、ずっと陶酔してしまう。
頭の中がお花畑になって
「今、世界で一番幸せだな」とか本気で思ってしまう。

そして、恋が終わると
桜のように、何もなかったかのようにして散っていく。
私の心は、散った桜のごとく、なんだか不細工な形だけ残して。

地面に散らばっている桜を見て、
「桜、綺麗だったな」
と思うこう人が多いけれど

私は時に
「桜が散る前に戻ればいいな」
と思うことがある。

桜の満開の感動を何度も味わいたいと思ってしまう。
いっそのこと、散らないでずっと咲いていてほしい。
散ることを知らずに、延々と咲いていてほしい。

過去の美しかった場面は、私の中で色褪せない。
切り取ったその過去は過去でしかないけれど、今の私から見たら宝石のように輝いているから。
思い出っていつになっても、美しくて、幻みたいだ。

他の人にとっては、「出会ったうちの一人」にしか過ぎないけれど、
私にとっては、「たった一人」だったから。
これからたくさんの人に出会っても、これは変わらないと思う。

違う人で、好きが更新されてもそれを上回る好きがやってくることは
あるのだろうか。

よく、恋愛テクニック的なやつで、
「女は尽くすな、追わせろ」とか
「趣味に熱中しろ」
というものを目にするけれど、言葉で言うほど簡単じゃないなと思ってしまう。

多分、その領域まで行くのに私なら１００億年かかると思う。
私の一人に対する愛情とか、熱量とかが半端じゃないんだと思う。

人間って似てたりすることはあっても、同じ人はいない。
「また、こんな人に会えるといいな」と思っても、出会えることってほとんどない。

似てれば似てるほど、比べてしまうし。

だから、一度終わった恋から、次の恋が始まるまで、季節が何度も過ぎるくらい時間がかかる。

人に愛情を覚えたり、大切にしたいと思ったり、離したくないと思ったりする感度がしっかりある人は良いなと思う。
純粋に「今」を生きている気がして。
その人との「今」に向き合えている気がして。

なんてことをふと考えた日。
ごちゃごちゃしてまとまらなくなってしまった。

すっきりするために文字にしたためたけど、無駄だったみたい。

おやすみなさい🌙

P.S. 記事とは関係ないですが、雪に慣れてない人間が雪道を歩くと死にかけけるということを学びました。今年一番の学びかもしれないです。