東京大学 入試 英語 自由英作文 今からでも出来る即効のワザ。

東京大学では自由英作文(いわゆるエッセイ問題)が出題される。

今年であれば

「今から30年後、移動(例えば、通勤や通学、旅行)の手段は
どうなっていると考えるか。
理由を添えて60~80語で述べよ」

という問題が出題された。

ここ数年はだいたい60~80単語で書かせる傾向で定着している。

前の記事でも書いたのだけども、今回は東大入試に特化した記事で。

エッセイ問題は
・「私はこう思う、理由はこうだから」というのを
ちゃんと書く
・指定された単語数をクリアする

これが出来ていれば、
あとは文法ミス(時制とか、主語が単数か複数かで、とか、あとは冠詞)
スペルミス(文字どおり、単語のつづりでの書き間違え)
が無い限り

ほぼほぼ、満点をもらえる分野であり
「自分の土俵で勝負できる」という強みがあるので
適切な指導を受けてさえいれば
カモになる分野である。

東京大学の英語の採点基準はわからないけども
大きく推察して

・主張とその理由について論理的に一貫しているか
・語数(この場合は60~80単語)の要件を満たしているか
・文法、スペルミスはないか

これは間違いなく採点基準として重要視されているハズだ。

このうち語数の多寡による採点の差
たとえば61単語の回答と73単語の回答で点数に差がつく、として
単語数での採点基準でいえば60~80単語とあるので
その9割にあたる72単語前後で答案を書いて
あとはトータルで80単語を超えないように答案をまとめれば

採点基準における「分量」としては、おそらく満点をもらえるであろう。

ここらへんは、私は東大の採点者ではないので
採点基準はわからない。

もしかしたら、自分の考えと理由を書いて、あとは
60単語を超えてさえいれば
文法、スペルミスがない限り満点をくれる可能性もある。

仮に72単語前後の分量で答案をまとめようとした場合

ここで一番、大事なのは
「チンタラ単語数を数えてる場合じゃねーぞ」
っていう話である。

語数指定があるので
60単語未満ではダメだし
80単語を超えたら減点対象となる。

ここから先は完全に受験テクニックの話になってしまうけども
とても重要な話だ。

東大受験生は間違いなく東大模試を受けているハズだ。

で、答案用紙も、ほぼほぼ東大の実際の入試と同じハズである。
なので「1行あたりの単語数を決めて、その単語数のペースをまもって
答案を書くクセをつくる」というのを

クセとして定着させた方がいい。

1行あたり8単語のペースで答案を書いていけば
9行書いた時点で72単語となる。

分量としてはこれで文句なしに合格答案である。
これをいちいちチンタラとそれまで書いてきた自分の答案の
単語数を数えながら英語を解いてる人間と

最初から「1行につき8単語を書くクセ」をつけといて
9行書いたら、それでオッケー、次の問題に行きましょ
って人間とでは

トータルで1分ぐらいタイムラグが出る。

御存知の通り、東大の英語はタイムアタックというか
とにかく時間が足りない。
合格者含めて、時間内に余裕をもって全問解き切れました、なんてのは
最難関の理3の合格者も含めて、ごく一握りである。

なので、このやり方で自由英作文で1分ぐらい
時間稼ぎできたなら
同じ実力の人でもかなり有利になる。

これはアタマの良し悪しじゃなくて
「知ってるか知ってないか」だけの小手先のテクニックだが
それでも結構、使える。

二次試験まであと3ヶ月ちょいだけども
今から
「1行あたり8単語で答案を書く」とか
「1行あたり10単語で答案を書く」とか
それは受験生、各々の個性だからまかせるけども

このクセをつけておくと
自由英作文における語数制限に対する配慮で
これを知らない人より
試験時間で1分ぐらいの時間的アドバンテージを作れる。

他にも色々あるのだけども
今回はここまで。


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