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中1英語の壁をよじ登ろう大作戦

前回は我が子が中1英語の壁にぶち当たった私の思いを、ツラツラと書いてみました。

今回は、私とぴょん子の「中1英語の壁をよじ登ろう大作戦」についてです。


小5、小6のドリルを買ってきた

まずは、小学校で習得済み扱いになっている内容を、教える側の「私が」把握したい。
なので、小5、小6のドリルを買ってきました。

小5でやった内容を、小6で再び学習しているという印象を受けました。前年度でやった内容を、ちょっとだけレベルアップして、翌年度もやってる印象です。

で、中身なんですけど、なんて言ったら良いんですかね。

あくまでも私が購入したドリルの内容なんですが
いきなり疑問文から入っているんですよね。ほぼ全ての章が。

小学校では「英語に親しみましょう」という事が重視されていて、
授業でも「会話する」事が想定されているからだと思うんですが
「こう聞かれたら、こう答えましょう」
みたいな内容なんですね。

旅行に行くときの「一言英会話」をやってる印象って言うか…。

これを「すでに学習している」「理解している」となると…
うーん…。
難しいのではないかなぁ。

自分の事が言えて、初めて相手への質問が出てくる、と私は思っている

いろんな勉強のやり方があると思うし、このやり方が合う子もきっといるのだと思います。が、少なくとも、我が子には難しいと思いました。

あくまでも私の意見なんですけれど、
やっぱり、自分の事が表現できて、それから質問なんじゃないかと思うんですよ。どんな言語であっても、英語であっても、日本語であっても、手話であっても「自分の事が表現できる」っていうのが、凄く大事だと思うんです。私は。
それから初めて、相手への質問が出てくるのではないかな。

だって質問できなくても
「私はAだ」
「僕はBだ」
と表現する事で、
「私と僕は違うんだな」と理解できますよね。
例え質問できなかったとしても、「自分はこうだ」「私はこうだ」と表現し合うことで、違いを認識できますし。

だから、何ていうのかな…。何て言ったら良いのだろうか…。

そういうのをすっ飛ばして、いきなり疑問文っていうのは、何か違うと思うんですよ。私はまず、ぴょん子に「私はこうだ」と英語で表現出来るようになってほしい。
自分の事が表現出来ないのに、どうやって相手への質問を考えられるんだろうか、と思うんですよ。

この小5、小6のドリルで、自分の事を表現する方法を教えるのは私には難しい。どうやって教えていって良いのか分かりませんでした。

初学者が体系立てて学ぶには英検が最適だと思った

その後、中1のドリルも購入し、いろいろ試行錯誤して教えてみました。
小5、小6のドリルの同じ系統の問題を一緒にやる。
その後、中1のドリルの、やはり同じ系統の問題を解く、という風に。

でも、上手くいかない。
結局「何でこういう書き方、言い方をするのか」を説明しないと娘が内容を理解出来なくて、全く進みませんでした。

困った。

いろいろ考えた結果、英検5級のテキストを購入。これをメインに使って勉強していくことにしました。

英検5級のテキストで文法を確認しながら問題を解いていくのが、私も説明しやすかったです。
ぴょん子も分かりやすいようでした。少なくとも、今までよりは。

初学者が体系立て学ぶには、英検は最適だと思いました。
「これ分かる!」と久しぶりに嬉しそうな表情を見せてくれて、ホッとしました。

ただ、単語を知らないので、「これ何て書いてあるの??」と聞かれる事が多いです。というか、1ページに3回は聞かれますね。

普段なら「そこに辞書とパソコンありますよ(自分で調べなさい)」と返すのですが、今は時間が惜しい。
「これ、キッチン。台所」
「ノウ。知る、知ってる、とか」
と教えています。

娘「何でこれknowsでsが付いてるの?」
私「この文の主役が、私でもあなたでもないから。彼女、sheでしょ?”彼女”と”彼”は特別なんだよ」
とか教えながら、テキストを読んで、問題を解く。

ほんと、ずっとつきっきりです。

下の子が「ボクにも構え」とまとわりつく。
「はいはーい」と、ちょっと構って受け流す。
ついでに「夏休みの宿題、やんなよ??ね??ね??」と釘を刺す。

あああ、家事が溜まっていく😇
でも、洗濯物畳まなくたって困らんし。
着たい服が無いって?
洗って干して取り込んであるよ。そこから拾っていきなさい拾っていきなさい。これ以上できんわ。

おっと!脱線脱線!!
もう家の中カオスですよ。でもいいの。
それよりも、今は娘の英語だよ。

「分かる!」と嬉しそうな表情が増えた

学習のメインを英検に切替えてから、
「あ〜、だからDoが前に来るんだ」とか「あ〜、だからareになるんだ」とか「だからかぁ!!✨」と言うことが増えたぴょん子。

良かった良かった(泣)

「え??彼女ってここでherになるの?何で?」
「え…だ…ど…ダズ?ダ…does…」
とsheとかheが出てきて一瞬「は??( ゚д゚)⁠」ってなってたけど

そこはさ、母も中1の時に一瞬「は??( ゚д゚)」ってなったよ。
アイマイミーマインですよ。シーハーハーハーズだよ。
繰り返しやってれば覚えるから大丈夫。
絶対に出来るようになる。

ルールというか、文の構造が分かってきたら、ちょっとずつ解ける問題が増えて、「あ、私分かる!!」ってなってきました。
ちょっとずつだけど、でも、確実に前進中。

「やっっバイ。私、わかっちゃった。天才かもしれない。ひゅ〜✨」
と、ちょっと浮かれた感じの物言いが出てくるようになってきました。
久しぶりに聞いた、この感じ(泣)。
良かった。いつもの感じが戻ってきた。
母、ちょっと安心😭✨

単語を知らないがために読めない問題文も多いので、英検5級の薄い単語帳を買って、それも覚えていってます。
全然知らないの。ビックリ。
でも時々「この単語、見たことある気がする」と言うので、たぶん小学校で出てきたのかな。

小学校で「既習扱い」になっているのか(゚A゚;)ゴクリ
小学校で700単語あるっていうもんね。
ホンマかいな。全然覚えてないよ、ぴょん子。今必死だよ。

ちなみに、娘もduolingo(語学学習アプリ)始めました。
遊び感覚で学べるから、子供にもお勧めです。

今の中1の教科書内容は、英検5級テキストでは網羅できない

小5、小6、中1のドリル、教科書と
英検5級のテキストを比較して気付いたのは
今の中1の教科書内容は、英検5級では網羅できないという事です。

娘が「分かんない」と訴えてきた「how many」は5級テキストに出てきませんでした。〈※追記〉
じゃあいつ勉強するの?と思って再び本屋さんに行って確認しましたら
英検4級テキストに載っていました。
小5、小6のドリルで出てきた「It was〜」も4級テキストに確認。
ちなみに中1教科書の後半にも「It was~」を確認。

うぬぬぬぬぬぬぬ(゚A゚;)

あああ、焦らない焦らない!

まずは5級の内容をやるんだ。
英語は、今日勉強して明日出来るようにはならないもんね!
一朝一夕で身にはつかん。
だから、焦っちゃダメ。焦らせちゃダメ。

この夏休みは、5級の内容に集中。
出来る事、ちょっとずつ増やす!

それができたら、少しずつレベルアップ。教科書にも、きっと追いつく。

いい成績を取らせたいわけじゃない。
今すぐ追いつかなくてもいい。
焦るな私ーーーー💦
出来るようになる!!大丈夫大丈夫!!

という事で
中学生、小学校高学年のお子さんがいらっしゃる皆様!
知らぬ間に激動の中に居りますが、
打開策はありますよーーーー!!
大丈夫だよーーーー!!

〈追記〉
「how many」が5級テキストに出てこなかったと記載しましたが誤りでした。出て来ました。数や時間、長さを質問する文が扱われています。
4級では「how many」等を含む「how」の使い方を更に詳しく扱っていました。
過去形も4級で扱われています。

誤った内容を記載し申し訳ありません。お詫び申し上げます。

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