短い帯を作り帯にしたよ(縫い物は楽しいという話)✨
古着屋さんで一目惚れした緑の帯。
締めてみたら短くて、
お太鼓(背中の部分)を優先すると胴回りの柄が上手く出ず
胴回りに柄を出すことを優先するとお太鼓の柄が全く合わせられず。
こちらの記事でもこの帯について書いております。
で、自分で二部式の作り帯を作りました!!
二部式の作り帯とは、胴回りの部分と背中の部分の2つのパーツに分かれた帯です。
胴回りの帯を巻いて、最後に背中のお太鼓を「よいしょ」と帯枕でくっつければオッケー🙆という、とても便利な帯でございます。
完成した帯はこちら✨
ほらほら✨
背中の柄が、ちゃんとキレイに出ておりますね✨
「こういう風に背中に柄を出したいな」という箇所でチクチク縫い合わせておりますので、柄合せはバッチリです✨
この柄合せがね、出来なかったんですよ。
胴回りにも柄があるのですが、帯の前側というか、お腹の前にくる部分だけに刺繍がしてあって、あとは刺繍の無い無地の緑の生地だけの部分で構成されておりまして
背中の柄をキレイに出そうとすると
お腹の部分に刺繍がキレイに来ないという状況でして
この帯はタンスの肥やしにするか、古着屋で買った帯だしリメイク素材にするかだよな、でもちゃんと帯として使いたいんだけどな、と思ってたんですね。
これで、ちゃんと帯として、この帯を使えるわけです✨
嬉しいったらないです✨
ハサミを入れて、帯を3つのパーツ(お太鼓、手先、胴回り)に分けて、形を整えて縫い付けるだけなのですが
どの柄を出そうかと考えながら配置を考えたり
実際に着てみたらどうなるのかクリップで仮止めして確認したり
どうやって縫ったら帯の柄がキレイに出て、この帯が「帯」として使えなくなったら解いて再利用出来るかな、って考えたりという作業が
めちゃめちゃ楽しいです✨
帯や着物にハサミを入れるのに、全く抵抗がないわけではないですが、
使わずに仕舞っていて、いつの間にか虫食いだらけ、カビだらけになって、捨てる事になったほうが勿体無いし
こうやって簡単に締められる帯もあるんだよ、と知ったら
着物に興味を持ってくれる人が増えるのではないかな、と思うので
作り帯を作るのって良いよなぁと思います。
そこから興味を持って、二部式じゃない普通の帯にチャレンジする人も、絶対に出てくると思うので。
さて
私は何か作る作業が大好きです。
ジャムや梅酒を作ったりとかね。
縫い物も大好き。
手作業している間は完全に「無」になれます。「作る」という作業に集中している間は、他に何も考えない。
目は疲れるし
肩こりはするんですが
物凄く達成感があって、精神的に満たされます。
余計な雑念から解き放たれるので、気持ちがデトックスされたような感じもします。
そして、気付けば作品(帯)も出来ていると!!
一石二鳥ですね!
作り帯の作り方を覚えたので、
古着屋さんに行って、また帯を見てこようかな、と思っています😊
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