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福祉系保育士の記録No.1

どうも。
福祉系保育士のコマ太郎です。

前回は放課後デイサービスについてお話しましたが、今回は支援している内容を個人的な目線や気持ちを綴りたいと思います。

放デイは主に支援が必要なお子さんが利用する施設です。なので下記のようなことが起きます。


暴言を吐く
激しい喧嘩
暴れる
癇癪を起こす
トイレの失敗
(ギリギリまで行かない)
自傷行為

などなど。

細かいことを挙げればキリがないのですが、日常茶飯事な出来事だけど、いつ起こるのか予測できない。つまり毎日サプライズ状態で仕事しているのです。

良いサプライズなら問題ないのですが、宜しくないサプライズだと、時に大きな危険をもたらしてしまうので常にアンテナを張って仕事をしなければいけません。


できる限り子どもの特性、性格、顔色を見てで様子を伺い、サプライズを阻止していますが、どうにもならないこともあります。

起こってしまったら仕方がない。
重要なのはどうフォローするかって話です。


例えば、切り替えができず癇癪を起こしてしまった時。


つい先日、利用者の小学生男児が遊びたいおもちゃを机を使って遊びたく、机を一台丸々利用してしまうという出来事がありました。

利用人数が少なければ許されますが、その日は利用人数が多く、決して広い訳では無い(失礼)室内で、机を余分に出すのは至難の業。

もちろん机を使って遊びたい子どもが他にもいるので、男児1人で机を一台丸々使うのはどうしても許されない状況でした。

実際机を使って遊びたい子どももいたので、男児に今日はお友達がたくさんいるから、机を半分分けて欲しいと伝えたところ、


大癇癪を起こしてしまいました。


彼はASD(自閉症スペクトラム)の為、切り替えが難しく、突然の変更にパニックになってしまい、何も対応できず、癇癪が起きてしまいました。

こういう時は、こちらがどうやってフォローしても状況が好転することは難しいです。


じゃあどうするか。


これは子どもによりますが、危険なことが起きない限り、落ち着くまで見守るか、クールダウンする為に別室へ連れていく他ないです。


変に説得したり、正論を伝えても、癇癪してる間は興奮状態な為何も伝わらないし、正論を言われることによって、わかっているのにできないもどかしさとかを感じて更にイライラが増してしまいます。


周り子ども達や怪我等を考慮して、別室に連れて行き、「嫌だったんだね」と気持ちを汲み取り、話を聞いて、落ち着かせるのが一番手っ取り早いです。

その男児も上司が別室へ連れていき、話を聞いて落ち着いたところで机を占領してはいけないことを伝えると、数分で出てきました。


ASDのお子さんはこだわりやルーティンをこなしたい気持ちが強く出るため、いつもやっていることが急にできなくなるとパニックになり、時には癇癪を起こします。


私も前職で初めて癇癪を起こしているお子さんを見て、どうしていいかわからず何も出来ませんでした。しっかり伝えた方がいいと思い正論を伝えてしまったこともあります。もちろん、余計癇癪が酷くなりました。


色々なことを経て、見守る、別室へ行きクールダウンさせるのが一番最善ということが分かったので、私はそのようにしています。

ただ、これが正しい方法かなんて正直分かりません。全てはその時の状況、お子さんの特性、性格によります。
落ち着かせるには一番手っ取り早いというだけです。


毎日毎日サプライズ通して、どうしたらいいのかとかこうしたらこうなるのかと、経験し、勉強しています。


正直大変だし、疲れることもありますが、そういうことを経験し、学ぶことによってお互いに最良の関係を築けるのでは?と個人的に考えています。


めちゃくちゃ文字打ったので、目が痛くなりました。長文過ぎるし。駄文だな。終わります。

福祉系保育士の記録、また後ほど。

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