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いつかくる新たな旅立ちのことに思いを馳せてみる。

鼻から息を吸う。

冷たい空気が気持ちよく肺に入ってくるのがわかる。

吸って。はいて。

たまに思う。今日まで生きているのが不思議だなと。

昔はそんなこと考えなかった。

自分だけは本当にこの地にずっと残るんだ。って考えていた。

でもそんなことはなかった。

“その時”は全ての人に平等に訪れるんだって。

自分もいつかこの地を去る時が来るんだって。

今更になって、やっとわかった。

どんな人にでも、必ず訪れる。

ふわりと風に乗って新たな旅に出かけてしまう。

なんで生きてるの。って聞かれたら、私はわからないっていう。

気づいたらこの国に生まれてて、この環境で、気づいたら成人して、気づいたら今がある。

何もかもわからない。

でもやっぱり考えてしまう。心臓が動き続ける意味を考えてしまう。

私だって、与えられる人が良かった。
そんな人になりたかった。そんな人でありたいだったら言ってもいい?

生きてきた中で何を思い出すかというと、自分の悩みばっかり。

でもね。これからはもらったものについて考えてもいいと思う。

中身がこどもみたいな発想をしているから、それを指摘されることもある。

でもゆっくりしか成長していけないから。

私は誰かにいい影響を与えているのだろうか。
向上心のカケラもない、行動しない。
そんな自分が嫌で変えたいけど、変えたくない。

変わらないという選択肢を取っている。
今の自分って楽な方に逃げているだけだ。

分かっていてもできない。

自分の寿命ってあと何年なのかな。
めちゃくちゃ嫌なおばあさんみたいな感じで生きているかもしれない。(セルフイメージがめちゃくちゃ悪いので想像するとこうなります)

未来のことは何もわからない。
良いことも悪いことも等しくそうなのに、悪い未来だけは信じている。

仮に、絶対に自分は絶対不幸になる。
とか思ってても、思い通りにならない。

自分に影響を与える人との出会いがあったら、考えも変わるだろうし。

絶対になんてない。

そんなのは数学とかだけ。

自分がいなくなるのが怖いんじゃない。
虚しくなるのが怖い。

自分は数ある感情の中で、怒り、許せない、無、こんなのが一番怖いって思っている。

良い人でありたい。人間らしくありたい。
それでも明日も自分は何も変わらず生きているんだろうな。こんな思い、すぐ忘れてしまうんだろうな。かなしいよ。

気づいていないだけだ。
キラキラと輝く想いの種は、もうあなたのポケットに入っている。一番良い場所を探そう。そこに新しく咲く花は、絶対にきれいで、優しいはずだから。

ふわり。キラキラ。ありがとう。

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