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不妊治療中のお仕事事情

不妊治療を始める少し前から
治療をお休みしていた期間を含めた
現在までのお仕事事情を
お話ししようと思います。

~職歴と治療状況~
1、正社員・残業無し(約4年)
 勤続2年目から治療開始
 タイミングから始まり、
 人工授精4回、顕微授精、陰性。
 勤続3年目、2回目の顕微授精に向けて
 1ヶ月間休職させてもらいました。
 その時の顕微授精にて初めての陽性反応、
 その後12週で稽留流産。
 復職の5ヶ月後、
 治療再開のため退職しました。

2、専業主婦(4ヶ月ほど)
 凍結胚移植に向けて、
 心と身体を整える日々。
 食事や運動に力を入れたりしていました。
 ちょうど家を購入して引越しをしたので、
 やることが多くて充実していたように
    感じます。 
 (家を購入したことは後日書く予定です)

3、専業主婦(7ヶ月ほど)
 凍結胚移植、陰性。
 この先の治療代を貯めるため
 扶養内でのパートを探していました。
 しかし、実家の祖母の体調が悪くなり
 私が看病をしに戻ったりしていた矢先、
 日本にコロナ萬栄…
 コロナ禍が落ち着くまで
 不妊治療は止めようと決めました。

4、扶養内でパート(6ヶ月)
 思いがけず、専業主婦期間が
 延びてしまいましたが
 コロナと世の中の様子を伺いながら、
 扶養内のパートを始めました。
 会社の都合であまり仕事に入れず、
 やむを得ず退職しました。

5、扶養内でパート(10ヶ月)
 前職から間をあけずに、
 自宅近くで扶養内のパートをしました。
    お金も少し貯まり、
 治療を再開するべく退職しました。

6、現在、ほぼ専業主婦(6ヶ月目)
 最後の凍結胚を移植、陰性。
 意を決して転院をしました。
 転院先にて
 採卵~体外授精~新鮮胚移植、陰性。
 採卵~体外授精~新鮮胚移植、陰性。
 採卵~体外授精~胚盤胞を凍結、移植待ち
 
 専業主婦がメインですが、
 クラウドソーシングにて
 データ入力のお仕事をしています。
 

~体力的より精神的につらいことが多い~
 私が正社員で働きながら
 治療を続けた日々の中でつらかったのは、
 「報告すること」
 「報告しなくてもわかってしまうこと」
 「実質的に迷惑をかけていること」
 だと感じていました。

 車で片道1時間かけて通う
 大変さもありましたが、
 体力的より精神的につらいこと
 の方が圧倒的に多かったです。
 この頃に休職、妊娠と流産、復職を
 経験したことも大きいかもしれません。

~仕事は扶養内のパートにしよう~
精神的なストレスが不妊の1つの要因に
なっていたかは今までもこれからも
わかりませんが、
仕事は扶養内のパートに
治療中は仕事はしない
と私たちは決めました。

家計に余裕があるわけではありません。
しかし不安要素は取り除きたい。
一刻でも早く妊娠、出産したい。
その一心から出した答えでした。

~クラウドソーシングで在宅ワーク~
自分たちで決めたことなのに、
減っていくお金とにらめっこをしながら
「自分の身体や心の状態と相談しながら
続けられる働き方はないのか」
と考える日々。
調べていくと、糸口が見つかりそうな
気配がしてきました。

現在、
クラウドソーシングで仕事をしています。
今は1日1~2時間の稼働なので
月額にすると5000~15000円です。
微々たるものですが、
少しずつ自分にとっての良い形を
模索していこうと思っています。
(クラウドソーシングでの在宅ワーク
についてはまた別の記事で書く予定です)

~最後に~
人によって性格も仕事のキャパも違います。
治療や仕事への考え方もそれぞれです。
正解はひとつではないはず、
自分に合った道を探していくしか
ないのかなと思っています。
私の通っている道が、
ヒントになったら幸いです。




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