見出し画像

【反復流産】4年ぶり2度目の妊娠も、流産したきろく②~判定日とその後~

今回は下記の記事の続きとなります。

治療歴はこちら。

この記事で最も伝えたいことは1つ。
判定日でhcgが25でも、そのあと確実に数値は上がったよ!
確率は低いと言われたとしても、ここにリアルな実例あります!
判定日にhcgの値が低くて、不安でいっぱいな方への参考になれば幸いです。

判定日は心臓もたない

高度不妊治療をしていると、
1周期のひとつの区切りとなる
「判定日」というものがあります。
移植をしてから判定日まで、
当日もクリニックで呼ばれるまで、
良い結果と悪い結果が頭の中を
行ったり来たり。
今までの治療歴からネガティブな想像ばかりしてしまう私は、
悪い結果を受けた時にどんな反応をするか、
どうやって自分を落ち着かせようかなんて考えてしまいます。
特にクリニックで自分の順番が近づいてくると動悸がするくらい。

hcg25、化学流産?

移植10日後、4w1d
私は妊活を始めてから
フライングをしたことがなかったんです。
理由は、妊娠検査薬もタダではないし
どんなにあがいてもその日はやってくるから。
ただ、フライングをする気持ちもわかります。
何を言いたいのかというと
「化学流産」
は、フライングするから気づいてしまうもの
だと思っていたんです。

だから私は化学流産を経験したことが
ないんだと。
しかし、今回判定日に先生に告げられたのは
「・・・・・着床しました」
という言葉。
私は「着床=妊娠」だと思ってたので
先生の何とも言えない表情と、
話し出すまでの間、
「着床は」の意味がわからないまま
「ありがとうございます!」
と答えたのです。
(後から考えるとなんかバカみたいだな、
虚しいと思っちゃいました)
その後に、先生は
当日の私の血液検査の結果が
hcgの値が25であること
この値だと着床はしたけれど、
5人中4人はそのまま化学流産となることが多いということ
を教えてくれました。
そして、ほとんどの原因は卵の染色体異常であり仕方のないことだと。

その後どんな風に言われたかは
はっきり覚えていませんが
この先hcgの値が上がって妊娠に繋がることはほぼ期待できないから、
そういう心持ちでいた方がいいということだけは受け止めました。

低い可能性でも受け止め方は人それぞれ

判定日がたまたま土曜日だったので、
夫も一緒にクリニックへ行っていました。
大事な判定日に、
その瞬間を一人で受け止めなくていいことは
精神的に助かります。
先生からの言葉を受けて、

【私の気持ちは】
5人中4人が化学流産になるなら
期待できないじゃん、、、
またダメなのか、、、
でも着床はできたんだなー。
着床不全の検査も問題なかったし
やっぱり卵側の問題か、、、
卵の問題じゃどうしようもできないじゃん
この先どうしよう

【夫の気持ちは】
化学流産を知らなかった
着床して良かった!
まだ希望があるじゃん!
今頑張ってくれてるんだから
過度の期待はできないけど良かった


私たち夫婦は、
私が心配性で考えすぎ、基本ドライ。
夫は楽観的で深く考えず、なんとかなるさな人です。
不妊治療を初めてからは、
その違いがありありと見えることが多くなりました。
それが時にはストレスにもなるし、
今回のような時は助けにもなったりして。
(これはお互い様ですが)
相手の考え方に触れることで、
少し気持ちが軽くなりますがなかなか基本は変わらないのが私。
それでも、まただめなんだろうなという気持ちの中にもしかしたらという淡い期待も生まれていました。

hcg143、子宮外妊娠?

移植16日後、5w0d
次の診察は約一週間後でした。
長く感じた一週間でしたが、ちょうど連休を挟んでいたので考えすぎずにいられたのは良かったかな。

この日は、移植前の診察でタイミング取ってみたら?
と教えてくれた先生の診察でした。
残念なお知らせを受け取る心持ちで部屋に入ると
「hcgの値が上がってるよ!
でもまだ安心できる数値ではないです。
もしかしたら、子宮内以外に着床してる可能性がある」

hcgの値が上昇していた事実に、
奇跡起こった!!!と喜んだのもつかの間
今度は何?子宮外妊娠かもしれないって、、、心が追いつかない。

子宮外妊娠している場合は、
子宮以外の場所で成長していくと破裂の可能性があるので5w中には改めて確認が必要とのことでした。
「今周期の経過から子宮外妊娠の可能性は高いけれど、自分の看た患者さんの中で
判定日のhcgが25以下だったにも関わらず、
6wでhcg が1000以上になり(連休により5w での診察が不可だったらしい)無事出産まで至った方もいます」
と教えてくれました。

子宮外妊娠という言葉は聞いたことがあったけれど、調べたことはなかった。
診察後にネットで検索すればするほど、
体験したことのない状況への「怖い」という気持ちが大きくなり不安でいっぱいでした。
でも、待つしかできることはありません。
この時も私は少しの可能性に期待でいっぱいになることはできず、次の診察の日までを「無」で過ごしていったように思います。
ある日までは。

次の記事では、
子宮外妊娠の可能性があると言われた後の気持ちや過ごし方。
胎嚢確認までのきろくです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?