見出し画像

仕事に行ったけど

今日は知人が連れ出してくれて、知人の現場回りに付き合った。
家では寂しさと不安で動けず、泣いてばかりの自分が嘘のように
ほとんど泣かずに助手席に座っていられた。

車の移動中、窓から見える景色にびっくりした。
世間はすっかり春だった。

現場で仕事も手伝った。
「なんでいちいち手袋するんだ」と言われながらも、なんとか仕事をした。

昼には
ラーメン屋にも行きラーメンを食べて、ラーメン屋の小さなトイレにも気にせず入る。

コンビニのトイレにも行き、店内をなるべく戻らず車に向かうことも頑張れた。

仕事中、知人がポツリと
「それだけ仕事ができるのにもったいないよな」
と言った。
「そうですよね、もったいないですよね。オレもくやしいです」
「ひとりでどこでも強迫観念に負けずに運転さえできれば・・・」
と言ったら
「だったら、まず病気を治すことだな」と言われた。
知人は今でもオレのことをあきらめていない。

でもね、正直、このストレス下ではそう簡単には治らないと思ってしまう。
頑張っても、大切な人との関りがない人生になってしまった今
何を張り合いに生きていけば、強迫に立ち向かえばいいのかわからない。

「彼女でも作れ」と言われたけど、そういうことじゃないんだよな。

知人が家まで送ってくれたけど家に入ると寂しさが一気に襲い掛かってくる。妻の存在があまりにも大きすぎて、辛い。

妻はオレから離れて、自由な人生をスタートさせているんだろうけど、オレは味わいたくもない絶望の中に取り残されている。

皆が口をそろえて「受け入れろ」というけれど受け入れられたら苦労はしないよ。

受け入れるって、どうやるんでしょうね。
誰か受け入れ方を教えてくれませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?