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ストレスと独り身とホテル暮らしとー セブンスシーズン【第4回・神奈川県横須賀《後編》】


 ホテルに戻ってワクワクのチェックイン。今回は4ヶ月くらい前の早期予約によりただでさえ安いところに、じゃらんのクーポンとポイントを利用して¥15265の御手頃価格🥰

 とても広くて上品なフロントエリアには、外国人観光客の姿が目立つ。

 ホテルのフロントでレトルトカレーを売ってる……日本広しと言えど、こことアパホテルくらいじゃないか?
 それと、海軍羊羹……高ッ!

 本日の客室は15階。眺望に期待せずにはいられない。

 いいねぇ☆ 少々手狭ではあるが、ベッドが大きくて気持ち良さそう。少し古いタイプの内装だが、落ち着ける雰囲気。

 大浴場が無いホテルでは、客室の浴槽の存在が重要となる。うむ、ちゃんと脚が伸ばせる大きな浴槽だな。

 一番期待していたのはこの素敵な眺め💗 横須賀港が一望でき、眼下にはランチで訪れたショッピングモールが。これは夜景が待ち遠しい😆

 夕食までは客室で恒例の海外ドラマ視聴。時が経つのはあっという間。外に目をやれば、ああ……なんという素敵な夜景✨ コレを愉しめるだけでも宿泊する価値は有り。

 ディナーの御時間。19階のレストラン『ビストロ・ブルゴーニュ』へ。悪くない内装。私のような生まれつきの紳士にはピッタリの空間🍴

 支柱が少々邪魔ではあるが、この絢爛たる夜景を眺めながら7品フルコースディナー『ボンファム』を愉しむ🍷

 食前酒。というか、今回のプランに含まれてる無料の乾杯酒🥂

 まずは前菜とパン。パンはお代わりもできる。いや、する。

 ≪燻製鯖のシャンパンヴィネガーマリネ カルダモン風味≫
 酸味強めの独特の風味で悪くない。

 ≪帆立貝ムースのグリエ 蕗の薹のソース 烏賊のソテー≫
 帆立の味が濃厚でホロホロの食感。ソースの仄かな酸味とよく合って美味しい。

 ≪三浦大根のポタージュ 発酵大根とロティ昆布≫
 仄かなホロ苦さがあって大人の味。

 ≪鮪頬肉のムニエル 三浦春キャベツのブレゼ ベーコン・焦がしバターソース≫
 桜海老も乗っていて、頬肉が良い歯応え。キャベツとバターソースが良く合う。

 ≪仔羊腿肉のブランケット モリーユ香るリ・オ・ブール≫
 残念ながら肉に火を通し過ぎててパサついており、折角の仔羊の風味がとんでいる。チーズのソースが個性が強くて、余計に肉が負けている。

 ≪八朔のヴァシュラン シェーブルチーズのムース バイマックルソース≫
 コーヒーと烏賊スミのアイスという変わり種だが、美味しい。ソースの酸味と甘味の調和が素晴らしく、八朔の実がとっても爽やか。

 コースの最後はレモンティーと茶菓子。本格的なフレンチ、御馳走様でした😊

 で、紳士の時間の次は、客室に戻って一般大衆の時間。ニュースを観ながら、近所のコンビニで買ったスナックと炭酸飲料を嗜む。

 東京からそう遠くない港町。予想以上に充実した一日を過ごせた。精神的にも味覚的にもリフレッシュできる旅……いかがだろうか?
 おやすみ、横須賀⚓

 おはよう、横須賀🚢 気持ちの良い快晴。既に働き者の運転する車が道路を流れてる。

 充実した休日を謳歌する私は通勤者を尻目に朝食会場へ。

 朝食のクオリティはホテルのクオリティ……朝御飯が旨いホテルは潰れないというのが私の持論。

 初見の一品も有り。≪横須賀ビーフのチリコンカン≫ 牛肉のそぼろの塊と豆を合わせた大味な料理。
 そして、これは運がイイ……昨日は食べ損ねた名物カレーがあった😁 しかも、2種類用意されており、有名な海軍カレーと≪護衛艦ゆうぎりカレー≫
 ビーフが大きくて美味しい🍛 朝からカレーは胃がキツイという人も多いだろうが、絶対に食っといた方がいい。オヌヌメ。

 チェックアウト。神奈川県といえばすぐに横浜、箱根、湯河原なんかが選ばれるが、愉しみ方次第で隠れた観光地が現れると分かった。
 さらばッ、横須賀!


 補足ー

 朝食で頂いたカレー……ルームサービスで注文すると驚きの¥1400🤷‍♂️
 高ッ!!

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