ふじい(劇団サクラ)

東工大演劇研究部OB。ゴリゴリ理系の研究室にいる一方で、演劇集団「劇団サクラ」を立ち上…

ふじい(劇団サクラ)

東工大演劇研究部OB。ゴリゴリ理系の研究室にいる一方で、演劇集団「劇団サクラ」を立ち上げて活動中。 サッカーと特撮が命の大学院生。 最近の趣味はクラシック聴くこと。 大学ではインプロ(即興演劇)もやっています。

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書くことに囚われたのかもしれません。

みなさん、こんにちは。 初めましての方は初めまして。 東工大演劇研究部OB、劇団サクラ代表の藤居航涼と申します。 この度、個人的にnoteを始めることにしました。 理由は特にありません。 なんかnoteやってる方が劇団ぽいので。(ほら、どこぞの劇団は公演のたびにブログ書くじゃないですか?) 何を書くかは全然決めてません。更新も気まぐれです。何か書きたいことがあれば書くという感じにしましょう(そのうち行ったイベントレポになりそう)。 最近実はあるインターンに参加しようと思っ

    • ウルトラQ第10話「地底超特急西へ」感想 〜そんなバカな話があるか!〜

      どーもふじいです。 今回はウルトラQ第10話「地底超特急西へ」の感想です。今やウルトラQの枠を飛び出して有名怪獣となったM1号が登場します。 M1号といえばいつぞやの年末のガキ使で浜ちゃんそっくりな怪獣として紹介されてすっかり有名になりました。そんなM1号が主役の今回の話ですが、まー馬鹿馬鹿しい話で、それがまたいいんですよね。シュールさとやたら文学的なラストの対比がとても。 主な登場人物万城目淳…相川教授から人工生命体の輸送を頼まれるが…。 戸川一平…いなづま号に乗り

      • ウルトラQ第8話「甘い蜜の恐怖」感想 〜因果応報とはまさにこのこと〜

        今回は第8話「甘い蜜の恐怖」の感想です。 いやーこんな奴周りにいたらやだなぁって話です。 主な登場人物・レギュラー 万城目淳…星川航空のパイロット 戸川一平…万城目の後輩 江戸川由利子…毎日新報のカメラマン 一の谷博士… ・ゲスト 木村重夫…ハニーぜリオンの研究者 伊丹一郎…木村の同僚 愛子…木村の恋人 あらすじ山間部を走るSLが突如何かに襲われて脱線した。 事故を目撃した万城目たちは一の谷博士と共に事故現場付近の農事試験場を訪れた。その試験場では「ハニーぜリオン」

        • 個人的クラシック遍歴 第4楽章「マンダのりゅうせいぐんは強いし、マーラーの交響曲は長い」

          さて早くも第4楽章となりました。 今回と次でひとまず最後ですね。 今回の主役は交響曲の巨匠、グスタフ・マーラーです。 さて今年の2月ごろですか。 大学の先生からコンサートのチケットをいただく機会がありました。先生がいけなくなったチケットを無償で譲っていただいたんですね。 その名も「都響スペシャル」。 エリアフ・インバル指揮。 曲目はマーラーの「交響曲第10番」 デリック・クック補筆版という見慣れない文字を見かけたので調べてみると第10番はマーラーの遺作となった作品で未

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          2024セレッソ観戦日記#1

          プロフィールの写真を見てもらえれば分かりますが、私は生粋のセレッソ大阪サポーターです🌸 今日は明治安田J1リーグ第14節FC町田ゼルビア戦を見に行きましたので、観戦記録を。 町田GIONスタジアムは初めて行くのでどうやっていくかめっちゃ不安でしたが、今回は南町田グランベリーパークからの無料直行バスを利用しました。 整理券が無事ゲットできたので、余裕で乗れました。多分17:00発が一番人多そうな雰囲気でしたけど、余裕でしたねー。 バスで1時間揺られてたどり着いたのは天空

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          久々に出会った感情

          朝は調子良かった。 研究室での進捗報告も悪くなかった。 むしろ研究の道筋がハッキリしたからとても良かったレベル。 なのに。 1日の最後にやってしまった意味のわからない行動でこんなに落ち込むとは。 その人と目が合うと、どうも私は自分を見失う。 冷静でいられなくなる。 すぐにその目を逸らしてしまう。 その人が嫌いなの? いやむしろ逆。逆だから困った。 余計に意味が分からない行動に出る。 この感情を名付けるなら…それは難しくない。 ありきたりだけど、久々に体感した感情。

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          個人的クラシック遍歴 第3楽章「音楽が語る思い、ショスタコーヴィッチ」

          クラシック歴約半年の私の個人的クラシック遍歴を語る大人気のこのコーナー。 さて第3楽章と題した今回は私をより深くクラシック世界に引きずり込んだ偉大な作曲家、ドミートリイ・ショスタコーヴィッチの登場です。 クラシックを何も知らない私がどういう経緯でショスタコーヴィッチと出会うのか。話は昨年の11月ごろに遡ります。 私は大学で開講されている「インプロ/吹奏楽ゼミ」に所属しています。弊学は理工系の大学ではありますが、人文学系ゼミの名の元に文系のゼミがいくつかあります。その中の

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          【ガチ雑談】ドラゴンボールのステッカーを買った話

          最近ドラゴンボールのステッカーを買っただけの話です。 私は「スマホの裏にステッカー入れる族」の一員なのですが、ここ2ヶ月ぐらいずっと仮面ライダーガッチャードがスマホの裏にいました。 それはそれで良かったのですが、私は定期的にスマホの裏のステッカーを変えたくなる性分なので、なんかいい感じのないかなと探してたんです。 そしたらドラゴンボールのステッカーを見つけました。(私はドラゴンボール42巻全て揃えてるぐらいにはドラゴンボールが好きです) 何がそんなに惹かれたかというと

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          個人的クラシック遍歴 第2楽章「もうひとつのピアノ協奏曲」

          第1楽章では私がシューマンのピアノ協奏曲を聴くようになったことをお話ししました。 シューマンのピアノ協奏曲といえば、よく抱き合わせにされるのがグリーグの「ピアノ協奏曲 イ短調 作品16」です。なので当然私はシューマンのすぐ後ろに並んでたグリーグのピアノ協奏曲も耳にすることになります。 その冒頭部を聴いた時の衝撃は忘れません。 「知ってる、これ!」 まさか、バラエティとかで失敗した時に流れがちなあの「デン!デデデン、デデデン……」がまさかピアノ協奏曲の冒頭だったなんて夢に

          個人的クラシック遍歴 第2楽章「もうひとつのピアノ協奏曲」

          個人的クラシック遍歴 第1楽章「シューマンのピアノ協奏曲」

          去年の8月か。 その辺りからクラシック音楽をちゃんと聴くようになりました。それまで人生でクラシック音楽をちゃんと聴くなんてことはなかったんですね。 むしろネガティブな感想さえ抱いていました。 クラシック音楽なんていうのは高尚な人が楽しむもので自分みたいな低俗な人間とは関係ない世界だとまで。高校の時に学校でクラシック鑑賞にいく機会がありましたが、そのときも特に何も考えず寝ていた思います。 しかしです。 去年の8月、演劇部の秋公演「星の青年は英雄になった/英雄は星の青年になった

          個人的クラシック遍歴 第1楽章「シューマンのピアノ協奏曲」

          最近書いた戯曲「真夜中のこと」の話

          最近、つい1週間前ぐらい。 短編の戯曲を書きました。 演じると多分10〜15分とかの短めのものです。 https://ncode.syosetu.com/n4215iz/ こちらから読めるのでよかったら是非。 何でこんなことを書いたのかというと、それは私のクセカラ始まりました。 一般的に一人暮らしに慣れてくると独り言が結構増えてくるというのは統計的には言われてないですけど、直感的にはそう思っています。私もそのクチです。 そしてたまにやるのが一人エチュード。 一人で二

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          ウルトラQ 第6話「育てよ!カメ」感想 〜大人が失ったもの〜

          このGWから円谷特撮の原点ともいえるウルトラQを今更ながら見ています。やっぱ円谷プロはSFがマジで上手いなともう感心させられっぱなしなのですが、どうせなら印象的な回は感想を残しとこうと思いまして。 第6話「育てよ!カメ」脚本:山田正弘 監督:中川晴之助 第5話が王道怪獣のペギラ登場回だったところから急転直下のコミカル回。ただ決してコメディ(喜劇)ではないところが円谷特撮らしいです。 今回の話の主人公は太郎少年。学校でも授業そっちのけでカメを育ててばかり。太郎にはカメを9

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