気になっていた目澤MAGICを読んでみた
コーチの目澤秀憲さん。
今は松山英樹プロや河本姉弟プロ、永峰咲希プロ、有村智恵プロなどのコーチを務めている人で、
2021年に出版された「目澤MAGIC あなたのゴルフが変わる新世代レッスン」を読んだので、内容を少しだけ紹介していこうのコーナーにしたいと思います。
まず、これを読んで感じたことはゴルフのスイングは十人十色で、その人に合ったスイングをしていくことが大事だっていうことでした。
この考え方は、僕はすごく好きで共感する部分がとても多かったです。
最近の、YouTubeやレッスンでは、こういうミスにはこれをしなさい!この動きは絶対しなさい!
みたい風潮があるように感じますが、人それぞれ可動域が異なるので出来る人出来ない人がいるわけで、白か黒かの二元論的な話ではダメだなぁと思わさせる一冊でした。
具体的な話もされてて、今までだと松山英樹のようにテイクバックで体が右に流れていかないように右膝を我慢させてテイクバックするという教え方をしていましたが、
最近は、ダスティンジョンソンのように右膝が伸びてテイクバックをするような動きも良しとされています。
どちらが良い悪いという話ではなく、人に合ったスイングというものがあり、
松山英樹が右膝を伸ばしてテイクバックをすると体が回りすぎてタイミングがズレるので、松山英樹の場合は右膝を曲げて体を回しすぎずにテイクバックをしている、というような話もされていました。
また、ジョンラームのトップの低さについても話していて、
もともと背中の筋肉が硬くて、体が回りきらない選手の1人だったそうで、体が回らないが故にあのトップの低さに辿り着いた、
とも解説していました。
今までとは違う一人ひとりに合ったスイングを勧めている、そんな一冊で、勉強になる本でした。
可動域のチェックコーナーもあり、ここの可動域が狭い人はこんなスイングになる傾向がある、なども書かれていたので、
自分はどんなタイプなのが知るのもいいかもしれませんね。
気になった方は是非読んでみてください。
今回もありがとうございました!
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