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【noteを応援したい】ユーザー視点と投資家視点でのnote評価

ユーザーとしてnoteの仕組みは分かりやすく素敵だが、投資家としては厳しい評価になってしまう。どうしたら応援できるか考えてみたという話。

■ユーザーとしての評価

なんとなくnoteを利用し始めもうすぐひと月が経過する。ここまで毎日記事をアップしてきたのだが、商売が目的でもないのに毎日更新できたワケは二つある(なお、先週より週末は筆を置くことにしている)。

一つは単に仕事がヒマだったこと。
担当していたプロジェクトが予算不足で一時的に立ち往生したのだ。ほとんどの打ち合わせがキャンセルとなり時間が空いた。

社内ニート状態だ。

これが自分だけだったら多少は焦るのだが、予算不足はすべてのプロジェクトが対象となので新しい期が始まるまで「そこらじゅうでニートな人々が発生している状態」のため悲壮感はナイ。
それでもサラリーがもらえるのでありがたい話だ。

予算不足は円安と人件費高騰で当初予算に収まらなくなったとのこと。
最近の日本経済の状況をそのまま体現したような要因だ。

こんな時はジタバタしても仕方ナイ。さすがに業務中に執筆するのは気が引けるので定時で任務完了し執筆していた。

もう一つの理由はnoteの仕組みが簡単で、非デジタルネイティブの昭和世代でも容易に使えることが大きい。WordPressを使うほど気合が入っていないような自分には直感的に理解しやすく扱いやすい。

老眼の進んだ目には文字が大きいのもありがたいし、ダッシュボードでPV数などを簡単に見ることが出来るのも素敵だ。何より広告が入らないので書くのも読むのも集中できる。

これだけ使いやすいプラットフォームが無料というのは、なんだか申し訳ない気がするくらいだ。

また、クリエイターの方々の記事やイラストを広告なしで読めるのもイイ。癒されたり、楽しませてもらったり、考えさせられるものがあって、世の中には才能のある人たちが多いことに驚く(なお、ヒマだからと言って決して業務中にnoteサーフィンをしているワケではない

■投資家としての評価

noteを使い始めてから上場していることを知った。ユーザーの中には応援するために株主になった人もいるようだ。確かに気持ちは理解できる。

ただし、自分が投資スルかというと答えはNoである(・・ゴメンナサイ)
そもそも以下の記事のように個別の日本企業には投資しない方針というのもあるが、現時点では投資先としてあまり魅力を感じられないからだ。

創業間もないので収益が出ておらず、配当も出ていないのは仕方ないとしても、グロース株としてみた場合に売り上げの伸びが緩やかだ。こういったプラットフォームにつきものの広告がないのが要因かもしれない。

しかし、広告がないのがnoteのプラットフォームとしての魅力なので仕方がない。収益は有料会員や有料記事からの手数料なのでなかなか爆発的に伸ばすのは大変だと思う。

投資家目線では厳しい評価になってしまうが、ユーザーとしては万が一収益があがらずサービス停止や縮小になってしまうのは息子に記事を残す目的が果たせないので困ってしまう。

有料記事を定期購読しているので収益に貢献しているが微々たるものだし、無料で楽しめる記事が多い中でコスト負担しようという記事はそう多くない。そうかと言って自分で有料記事を書ける気もしない。

そこで考えたのだが、有料記事の手数料を一律ではなく、現状のユーザーが可変できるようにするのはどうだろう?現状を最低の取り分として最大で全部note運営サイドが持っていく。プラットフォームを使用させてもらっているのだからそれで構わないという人もいると思うのは甘いだろうか。。

株主になるより直接売り上げに貢献できるし、たいした内容の記事を投下していない自分でも有料記事を書いてみようかという気になる。

ちなみに以前以下の記事でも書いたが、投資において企業を応援するという目的で資金を投じるのは自分としてはオススメしない。

企業が株主になってもらってありがいのは、増資や敵対的買収に対抗する時、あるいは安定株主が少ない場合だと思うので、応援したいならその企業の商品を購入して売り上げに貢献した方がイイ。

投資は目的と手段を混同しないことが大切だ。

いつかnoteが投資したいと思えるような企業になってくれるようまずはユーザーとして応援したいと思う。

補足
投資の目的・動機は人それぞれなので他の人の投資を否定も批判する気もないことを断っておく(そもそも自分にそんな資格はナイ)

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