脳とのつながりと回復について思った事

麻痺に関して言えば、神経回路と運動単位との繋がりが残っている(切れてない)からこそリハビリで回復できる。
切れてしまったらそもそも生きていないのでは…元の神経どうしが繋がるすべは無いのではと思う。

脳の可塑性は損傷した神経回路内の脳細胞に替わり残っている健康な脳細胞がリハビリ(学習)により失ってしまった役割を新たに覚え直すことだと思う。なので元通りではなく新たに覚えた動作となるので完全復活は無いと思う。

突然動き出すように感じるのは、動きを獲得できた瞬間なのかもしれないけれど、そこから安定した動きにを獲得するスタートになり、さらにリハビリを続ける必要があると思う。

このことを踏まえて考えると、神経回路の損傷が少ないほど回復が早くなることも頷けると思う。

後遺症の重さは脳卒中の重さとは必ずしも比例しないと思う。
入院中からあれやこれやと自分なりのリハビリの方法を考えられること自体、自分の体の状態を神経回路が把握出来る状態にあったということだと思います。つまり末梢からの情報を脳が認識判断し司令を少しでも出せる状態にあったということなのではと思う。
損傷程度が多いとそれができるようになるには相当な時間がかかる。

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