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私がしたプロモーション活動の話。

 これから出版をする方へ。あるいは目指している方へ。
 書籍を出版するにあたって、作家という立場からどのようなプロモーション活動ができるか? という点について参考になればと、私が行ったことを書き連ねてみようかなと思います。

※なお、活動の内容によっては出版社様の許可が必要になるケースがあります。特に現在はコロナ渦の影響もあって、作家自らの書店挨拶などは制限がある状況です。不安な事項は担当編集さんに確認をしてみてくださいね。

(1)名刺の作成 
 こちら、本当は地元書店への挨拶まわりで使おうかなと思って作成したのですが、少々難しい状況になりまして、ほぼサイン本の寄贈に添付する使い方となりました。
 地元の印刷メーカーさんに依頼しましたが、価格は100枚で3850円でした。
 使い方が色々あるので、作っておいて損はないかなと?

(2)サインの考案
 自意識過剰だなww とか思いましたけども、これはちゃんと考えておいて良かったです。
 知り合いに献本するさいに、サインを求められたりします(しました)。
 予め考えておくにこしたことはないかなと。あと、書けるように練習しておきましょうね。失敗して自著の不良在庫が増えたりしますから(しました)。

 


 ※サインはSKIMAで依頼しました。さすが、有償で仕事をしている人はデザインセンスが違います! (自分で考えていたのとは、仕上がりが雲泥の差です)

(3)職場で自著の販売
 出版するということは収入が発生するということです。
 副業扱いとなりますので、職場に打診してOKをもらわないといけないのですよね。 
 どうせ社長に報告するならと、ついでしっかり宣伝をして、定価より安い価格で(著者購入は定価の一割引きで買えますので)予約注文を受け付けてみました。
 うちはいわゆる中小企業なのですが、8名の方が購入してくださいました。
「ありがとうございました!」
 すべてサイン本として納品させていただきました。

(4)献本
 著者献本という形で最初に10冊頂いたのですが、全然足りなくなって更に10冊買い足したりしながら知り合い中心で献本させて頂きました。
 具体的には、
 家族・親戚筋×3冊
 友人・知り合い等×7冊
 会社役員×1冊
 合計11冊です。

(5)サイン本の発送
 これは悩みました。
 送りたい憧れの作家さんとか、これまでSNSでお世話になった方とか送りたい方はそりゃあもうたくさんいるのですが……。
 送料とかも結構高くなりますしで、悩みに悩んで四名にしぼって送らせていただきました。
 他にも送りたい方は多くいました。
 なにとぞご了承願いたいところです。

(6)新聞紙面への掲載
 地元の新聞社「秋北新聞」に、こういった経緯で書籍を出版することになったのですが、記事になりませんかね? とこちらからプロモーションを打って、記事を掲載して頂きました。
 何日号に掲載されるのか聞いておらず、確認したら「昨日の号に載りました」と回答をいただき後日郵送してもらう一幕もありましたがw

(7)図書館への寄贈
 特に地元の方にはなるべく多くこの本のことを知っていただきたいなあ…と考えまして、市役所に図書館への寄贈について問い合わせました。
「受け入れの可否についてこちらに一任して頂けるなら、郵送してくださって構いません」と回答を頂いていたのですが、直接うかがってみることに。
 単行本しか受け入れていないんですよね、と少々難色を示していたのですが、「地元の作家であること」を伝えたところ、上司に相談してみます、とのことで一先ず受け取ってくださりました。(二冊です)
 その後とくに連絡がないので、たぶん、受け入れられたのかなと?
 今度確認しに行きたいのですが、どうしましょw

(8)書店様にサイン色紙の寄贈 
 書店様へのプロモーションは基本的にNGだったのですが、X(旧Twitter)上で再三「秋田県の作家」であることをアピールし続けた結果、情報を見つけてくださったいくつかの書店様がPOPをつけて面陳列をしてくださいました。(知り合いを通じて仕入れをしてもらった店もありますが)

・日活書店様(北秋田市鷹巣)


・ブックスモア鷹巣店様(北秋田市鷹巣)


・未来屋書店土崎港店様(秋田市)

 ありがとうございました!!
 めちゃめちゃ嬉しかったです。 
 というわけで、本当はあまりよろしくないんだろうな、と思いながらもサイン色紙を上記の三店に寄贈させていただきました。
 快く受け取っていただき感謝しております。

 …とこんな感じなのですが、参考に…はなりませんねw
 意外と私アクティブに動けるものだなあ、と感じる一か月間でした。

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