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【感想】なぜ人はすぐ本質を忘れてしまうのか

こんにちは、まねこです。
子どもがあまりにも体力がありすぎて寝ないから、という理由で習わせ始めた水泳ですが、上手になってくると、もっと練習させた方がいいんじゃないか、などと余計なことを考えてしまいます。
子どもが「楽しい!」と思っていて、夜ちゃんと寝てくれれば目的達成なので、なるべくほかのことは気にしないようにしたいものです。

さて、そんな「ものごとの本質」に関する記事を3つ。
Slackでは先日ちょっとだけ感想を書きましたが、こちらではもう少しだけつらつら書きたいと思います。

この3つの記事、本質は全て一緒だと私は思います。

「本来のやるべきことを見失ってしまった」

この記事、私は他人事だと思えません。
私も仕事をしていてそう感じることが多くあるからです。
自戒を込めて、noteに書いておきます。

↑こちらでもちらっと書きましたが、仕事をしていてノルマを与えられると、目先のノルマにとらわれがちです。
そのために、お客様の利益を無視したり、過剰サービスをしたりするのです。
色々な会社があると思いますが、会社の本質は「お客様も会社も利益が出る、バランスの取れた関係の構築」だと思います。
このバランスが崩れているケースは本当に多く存在します。
そのようなときは原点に立ち返るべきだと考えます。

老若男女、地位も名誉も関係なく、この問題は誰にでも起こりうるということです。
模試でカンニング行為、なんていったい誰が得するんだ、と思ってしまうところですが、これも周囲からのプレッシャーなど、いわば「目先のノルマ」が発生している状態と思われます。
記事にもあったように、「この模試が悪かったら滑り止めを受けさせられる」とか「第一志望に受けさせない」などのプレッシャー、あるいは「頭が良いように見られたい」といった承認欲求によって、目指すべき第一志望合格という本来の目的を見失っています。
別に模試の結果が悪くても受験するのは自由ですし、最終的に第一志望に合格していれば道のりは関係ないはずなのですが、短期目標が目的と入れ替わってしまったんですね。

目指すべきゴール=本質を見定めて、それに向けて短期目標を設定するのは大切なことです。しかし、短期目標の達成が目的になってしまったら軌道修正をする必要があります。
短期目標はいわば、マラソン中にある「あと〇キロメートル」の指標と同じようなものです。それを見て、「あとちょっとだ、頑張ろう」とは思っても、「ここでおしまい」とはならないはずです。

最後の中空氏が述べた「「必要なことは何か」。その目的や目標に向かう中で、問題が発生することはあり得る。常に本筋を見失わないことが重要だ。」
本当にこの言葉に尽きると思います。

模試なら、「どこができてどこができなかったのか」を考える。
企業なら、「お客様へ必要とされるサービスを提供し、対価をちゃんと得ることができたか」を考える。
私なら、子どもが楽しくプールに行っているか、辛くないか、を考える。
そういうことを定期的に考えていく必要があるんじゃないかな、と思います。

個人的には、企業の大きさがものをいう時代はそろそろ終焉かな、なんて思っています。
ニッチでも、本質を見失わないサービスを提供できる会社がこれからも残っていく。
そのためにも、個人個人でも日ごろから本質を意識する習慣はあったほうがいいのでは、と私は思います。

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