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真の成功とは何か。

108どころではない煩悩に、常に悩まされているまねこです。

以前にもちらっと書いた気がしますが、私は強欲です。地位も名誉も、お金も欲しいです。承認欲求、自己顕示欲全て強いです。
もう30年以上、欲に塗れて生きてきました。なので苦しみも強く、神経をすり減らしてここまで歩いてきたように思います。
個人的感想ですが、強欲であることは別に悪いことばかりではないと思います。
強欲だったからこそ、努力できた部分もあります。それなりに成績もよく、それなりに世間から認められ、家族を楽しませてあげられる程度に賃金を貰って生きています。

それでも私が日々苦しいと感じるのは、評価の軸が「他人からどう見られるか」にあるからなんだと思います。

さて、今日の記事です。

壁にぶつかってからがスタート(三浦知良):日本経済新聞

この方や大谷翔平選手を見るたびに思うこと。
それは、「成功ってなんだろう」ということ。

いうまでもなく、この方達は名実共に成功しているのですが、彼らが「成功している」と感じるのは一体なぜなのか。
それは、名誉があるからでもお金をたくさん持っているからでもなく、「やりたいことを一生懸命、楽しそうにやっているから」なのではないか、と思います。


みなさんは周りの視線が気にならないほど、夢中になれるものってありますか?

私は色々考えたけれど見つかりませんでした。
収入に結びつくか否かだったり、他の人より上手くできるかどうか、だったり、すごいと言われることかどうかだったり。
そんな余計なことを考えている自分がいます。


営業という仕事は、私のような承認欲求の強い人にはうってつけの仕事です。
でも、それと同時に非常にメンタルをやられる仕事でもあります。
とくに評価されることにばかり注意を向けると地獄です。現に実績の奪い合いなどが発生し、ストレスを抱えて辞めていく人が後を断ちません。
私はそういうものから解放されたくて、現職では、実績に興味がないふりをして嘯いてきました。そうやってのらりくらりと成績を取って、無難に仕事をしています。
だけど、本当の私はもっと認められたいし、実績を取ってどんどん昇進したい。どうでもいい仕事なんて誰かに回してしまいたい。
誰かが数字を取っていたら「いいなー。私が先に声をかけておけばよかった」などと自分の仕事ぶりを棚に上げて他人を羨んでばかりです。

それは、仕事だけでなく趣味もそうです。最初は楽しかったのにSNSに上げ始めると、評価が欲しくなって、無理をして、それが辛くなってやめてしまう。それの繰り返しです。

つまり私は今、目の前の物事に対してではなく、そこで得られる結果、しいては他人からの評価ばかり考えているわけです。
そんなことしていたら、評価されないことは当然つまらないものになるし、評価ばかり気にして本来の仕事の目的を見失ってしまいます。
昨今話題のビッグモーターは、そんな考え方の成れの果てなのかな、と思います。

人からの評価を気にしない、あるいは気にする暇もないほど夢中になって取り組めるものがある、ということは、それだけで素晴らしい才能だと思います。壁にぶつかったとき、「それがスタートだ!」と思えるくらい、その目標を超えていきたいと思えるくらい打ち込めるものがあったらどれだけ楽しいでしょうか。
お金も時間も自由で誰からも非難されない世界だったら何をする?と聞かれても、今の私はすぐに答えることができません。

冒頭の煩悩の全ては、「夢中になれるもの」が見つかったら解決するような気がします。

夢中になれるモノが
いつか君をすげぇ奴にするんだ

WE GOTTA POWER/影山ヒロノブ

この歌本当に好きで、辛くなったらエンドレスリピートします笑

夢中になれるものを見つけるためにも、そろそろ煩悩を断捨離して、目の前のことに集中する癖をつけていきたいです。
それこそが、私が望む「成功する」だと思っています。

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