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プレイヤーとして人生を楽しむ

去年の8月にPOOLO6期の活動に参加してからあっという間に時間がたって、今月卒業というところまできた。

振り返ってみるとたくさんの思い出があって、たくさんの気づきを得られたと思う。1つずつ振り返ると超大作になる予感がする(また別の機会にでも)が、その中でも一番大きかった気付きを書き残しておこうと思う。


理由なんかいらない。そこにいるだけでいい。

先月、30歳を迎えた。

自分がなんだかわからなくなって、何のために生き、日々を過ごしているのかさえ分からなかった20代の最後に、みんなとごはんを食べ、旅行に行き、たくさん笑った時間を過ごせる日々を過ごすことができた。自分がこんなことに出会えるなんて夢にも思っていなかったから、身の処し方が分からなかったけれど、それも今ではいい思い出になっている。

けれども、その中にいても完全にもやもやは解消できなかった。20代、ずっと隣にいた「自分はみんなとは違うんだ」という感覚はこの空間でさえもまだ成仏できずにいた。だから、自分がみんなの役に立つことで、具体的には企画のサポートに回ることで存在感を示そうとしてた。でも、無理はたたるものだし(よく電池が切れてたな笑)、手放しで楽しいと思えた実感がいつもあったわけじゃなかった(みんなごめん)。


そう思っていたら、30歳になって、思いがけないことに、みんなが誕生日を祝ってくれた。(持ち前の鈍感さもあいまって)全然気づかなかったし、そんな誕生日を迎えたことがあまりないから、どう受け止めていいかも、どう言葉にすればいいのかもわからなかった(ありがとう、うれしいしか出てこなかった。こんな時には何といえばいいのだろう笑)。

自分は(恥ずかしながら)「ああ、がんばってた姿をみんな見てくれていたのかな、あいつがんばってたし、ってことだからかな」って思っていた。

そしたら、とあるメンバーに、
「たぶん、たまたまイベントが重なってお祝いできるしお祝いしようって思っただけじゃない?」
と言われた。


????!!!!????


最初はわけが分からなかった。そんなことあるの???何かごほうびをもらうには何かを頑張らないといけないんじゃないの???(勉強を頑張ったから電子辞書を買ってもらえる、的な。)


ありのままでいられなかった理由の正体

そしてこうも思った。

今までの生い立ちとか、病気の経験とか、20代の苦しみとか、そういうのは関係なく、みんなが誕生日を祝ってくれたということは、自分の過去とか未来とか(わかっちゃいるけど自分の中ではそうそう簡単には切り離せない…)関係ないのでは??

今まで、口では挑戦したいって言ってるくせに、あまり何もしてこなかったのはそれを言い訳にしていたのでは?

…ってか、そんな最高な状況なのに楽しいって言えないなんて、あまりにも不憫すぎないか自分?


言うは易く行うは難し。さらに前に進むために、今までそれを阻害していたものを少し考察してみる。

自分はこれを「鎧(よろい)」と呼ぶ。

自分は生身の自分でぶつかることがいつの間にかできなくなって、気づいたら「鎧」をまとっていて、脱ぎ方もわからなくなっていた。
というより、脱ぐのが億劫になったというべきか。(どおりでいつも不自然な力が入るわけだ。)

そして気づいた。
「鎧」の正体は「プライド」だった。しかも「自信」とは別物の、自分の素直さを邪魔するものだった。
「仲間と旅行に行くなんて」
「仲間と飲みに行くなんて」
「仲間と謎解き行くなんて」
「仲間とイベントやるなんて」

「仲間と一緒に過ごすなんて」

自分が気づいたら敬遠していたものについにあこがれを持ち、自分も「そっち側にいけるかな」と思ったときに、そいつは邪魔をしにやってくる。

でもそいつをまとっている間は、傷つきはしないけど、成長はない。ただ周りにあこがれ(自分の場合は妬みはなかったけど)こじらせ、「自分はそんなことできないし、そもそもそういう資格がないからほっといてくれ」というところに行きつく。若干(恥ずかしながら)そういうのを軽蔑して自分を成り立たせている部分もあったのかもしれない。

今でも「完全におさらば」したわけではないと思う。でも、POOLOの仲間に囲まれ、自分でも覚えていないくらい笑っている姿を見れば、もうすでに「そっち側の資格」を自分も得ることができたのだろう、と思っている。

ってか、自分も人生楽しく生きていいことがわかったし、そう思える資格云々じゃなくて、いろいろ経験して、楽しく生きたいんだ!

家族だね


これからについてぼんやりと

なんともまあとりとめのないことを綴ってしまったが…

POOLOの仲間に「らんぼーは変わったね」と言われることが多くなった。曰く「表情が柔らかくなった」のだそうだ。

入ったばかりの目標は「喜怒哀楽を取り戻す!」だったなあ。その意味では目標達成といってもいいかもしれない。あとは、(他人と比較することなく)「好きなものは好きと胸張って言えるように」なりたいね。

今を一生懸命重ねてきたら、自分の将来を考えたいという気持ちがわいてきた。今までその点は思考を放棄してしまったから、いろんな人の手伝いを借りたい(よろしくお願いいたします…)けど、何とかそこまでたどり着いて言語化できるようにしたいな。

あと、最初のほうによく言っていた、いつ死んでもいいという考えは、ついに参戦できるサカナクションのライブの前に完全降伏しました。健全だ。


終わりに

(ちょっとフライング気味だけど)自分にとってのPOOLOとは「自分の存在を再定義」してくれる場所だったなと思います。6期のメンバーは本当にしっかりしていて仲間思いだなと思っていて、いい仲間に巡り合えたなと思っています。今後もお世話になります。

POOLO7期とか新しい募集が始まったとか締め切ったとか聞きました。
自分も始まるまで&始まった後は「馴染めるかな…」と心配でしたが(講義もすごすぎて圧倒されてたなあ)、仲間とたくさん会ってお互いを知ることでいつの間にか和らいだと思います。
何かを言うと「私も!」ってなる空間ですし、何かやりたいと思うと「一緒にやろう!」ってなる空間で、そんなんほかで経験したことがありません。「自分、大丈夫かな」の殻を破るには最適なフィールドだと思います。

その一歩が、後で大きな効果をもたらすかも?ちょっと大げさのように見えますが、こいつのことを信じてみてもいいかもと思える人がいたらうれしいですね。そんな感じです。えへへへ。

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