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ギャル男とギャルでパンパンのイベントでソロダンスショーをした話

昔々、三宮の某Jダンススタジオで
ハウスダンスのインストラクターをしていた頃。
そのスタジオからイベントでのショーの依頼があり
心斎橋へソロダンスショーをしに行きました。

そのイベントは昼間に行われるイベントで
ダンスショーは僕のソロショーだけ
あとはDJが曲をかけている、
ということ以外は詳しく聞かされていませんでした。

当日、心斎橋の会場前に着くと、
スタッフらしき人が全員ギャル男でスーツ。
入っていく人もギャル多し。まさか・・・。

中に入ると・・・

トランスかかってる!!

「わんつーいやほい。
そーれっそーれっそーれっそーれー!!」

ギャルがステージでパラパラ。
ギャル男とギャルで広い会場がパンパン。
(400人くらい?)
こんなとこでソロショーするのか・・・。
できるのか俺・・・。

ショーまでの間、控え室で一人携帯をいじり倒し
(電波ないよ)
スーツのギャル男MCがワイングラス片手に
チャラい乾杯をし、
その後、いよいよダンスショーの時間に。

MCが
「今からダンスショー有るから場所開けてやー!!」と
お客さんを捌けさせて
ダンスできる場所を作ってもらうが

真っ暗なフロアーの中に
横2メートル、縦15メートルくらいの
ファッションショーをするにふさわしい
スペースが空いた。
(トップ画参照)

どこを前にすればいいのかわからない。

そしてMCがしゃべる。

MC「今からダンスのショーケース!!
三宮のスタジオでインストラクターをやっている

BIG★MONSTERのマー の登場だーーー!!!」

と、違うインストラクターの名前を言われ
そのままショー。

テンションマイナスからのスタート。

前をどこにしたらよいか分からず
ランウェイを動き回る。
お客さんも見えてるか分からないくらい
照明が暗すぎる。

大技をいっぱいやって
なんとかあがいてはみたものの
当時そんな逆境にソロで打ち勝てるはずもなく
テンション無の状態でショーを終える。

。。。。

ショーにトラブルは付きもの。
多少トラブルが起こっても
この経験と比べればなんてことない
と思うようにしています。

それでは最後に聞いてください、
岡本真夜で「Tomorrow」。


涙の数だけ強くなれるよ。
明日は来るよ、君のために。

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