なにかを書くよ賀来千香子

ごく短いものですが、小説を書いてみようと思います。
急に物語が書きたくなったんです。
本当に急です。
理由はわかりません。
身体の内から、欲望がブワッと湧いてきました。
これまで物語を書くという行為を、散々脳が拒否してきたのに。

なんとも不思議ですが、こんなものだろうと思います。
シナリオライターになった人間なんて、執着心の塊です。
執筆への欲望を捨てたつもりでも、残っていたのでしょう。
掃除したはずが部屋の隅に落ちている煎餅のカスのように。
まずは、そのカスをポリポリ貪ってみるつもりです。

今までと違って気楽なのは、書きたくなければ書かなくていいことです。
つまり仕事ではなく、自分のためだけに、書きたいように書くということ。
ついでに読んだ人の暇つぶしになれば、まあラッキーかなあ。
そのくらいの低ハードルから始めてみます。

内容は「異世界転生しそこねた者たちを、ドぎついピンクの魔術ワゴンでひき殺し、異世界へ送り届ける何でも屋の話」です。GTAばりに治安最悪な街を舞台に、壮大でハートフルなストーリーが展開されることでしょう。

まずは年末年始を目標に、プロトタイプ的なものを、ほんの一部分でも投稿できたらいいなと考えています。もしご興味があればご覧になってくださるとうれしいです。

あ、一番大事な情報ですが、もちろん無料です。
オナニーで飯を食っては、いけない。