knock out
こんにちは! Moe です。
こちらにお越し下さり、ありがとうございます。
Knock out と聞いたら皆さんは、何を思い浮かべますか?
私は間違いなくボクシングです。
でも、この言葉、病院でも聞くんですよ!
驚きじゃないですか??
塾長の奈央子さんが、病院でセデーションをかける時に、患者さんからよく言われるのが、
”Please knock me out. 私をノックアウトしてください。”
だそうです。
どうして、患者さんはそんなことを言ったのでしょうか?
患者さんはセデーションをかけて完全に眠らせて、意識をなくさせて!と必死な様子を表している一言なんです。
まさに患者さんは、ボクシングでノックアウト状態にしてほしい、ということです。
けれども、看護師では cousious sedation(意識下鎮静剤)と言って、完全に意識がなくなるほど、強い鎮静剤はかけることができないのです。
なので、そんな患者さんに、奈央子さんは
I'm not gonna knock you out. 私はあなたをノックアウトしません。
I will make you sleepy / relaxed. 私はあなたを眠くさせます/リラックスさせます。
と伝えるそうです。
というのも、強い鎮静剤は呼吸管理が必要で麻酔科医がいないと非常にリクスが高いからです。
そう伝えても、不安が強い患者さんには、麻酔科医に来てもらって、麻酔科医が管理の元で強い鎮静剤を使うこともあるようです。
その場合、麻酔科医の先生が言う言葉は、
I will knock you out for the procedure. 私は処置のためにあなたをノックアウトします。
だそうです。
この解説を聞いて、ボクシングで使う用語が病院でも使われるんだー!!とすごく面白く感じました。
ちなみにknock 人・モノ outで 人・モノをノックアウトするになります。文を考える時に「誰がノックアウトするのか?」に気をつけてください。
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