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働くことについて今私が思うこと

私はこれまでいろんな職業に出会えることができました。

高校生の時に初めて体験したアルバイト郵便局の年賀状仕分け作業、
大学時代のバイト(コンビニレジ、カフェ店員、携帯電話のコールセンター、野球場のビールの売り子、ホテルのレストランのウェイトレス…)、

大学の就活では氷河期末期の時でいろんな会社の説明会や面接に行きました。会社によってカルチャーは全く違いました。どんなに活動しても仕事が決まらず辛かったのですが、今思うといろんな人事の方に出会えて良い経験でした。

大学卒業後は結局仕事が決まらなくて父の知り合いの方のつてで後発医薬品の営業を数ヶ月間だけ経験しました。その後、空白期間に法律事務所のバイトを3ヶ月間して外資系新薬メーカーの営業2年、特許事務所の事務員1.5年、空白期間に超短期間の派遣事務員、化粧品原料商社の専門事務(事務なのかなあ、お客様のところに行って化粧品試験の営業もしておりました)2年と20代から31歳まで職を転々としていました。少しキャリアブレークを経た後、30代半ばから前職になるIT企業の事務員(経理を1.5年、その後採用や教育研修の事務を約7年)経験しました。

履歴書や職務経歴書を見ると業界も職種もバラバラで点が線につながってなくてキャリアで悩みまくる職業人生でした。

前職の仕事の中でWEBデザインを知り、興味を持ち本格的にWEBデザイナーになりたく勉強を始めて前職退職後に集中して学び、業務委託契約を今年1月に結ぶ予定です。

WEBデザインを学んだスクールではWEBデザイン以外にもライターや動画編集、プログラミングなど色々なコースがつまみ食い出来るので気のおもむくままに興味があるコースは片っ端から受講しました。
そこで自分は「マルチポテンシャルライト」だと気づきます。実際に自分はマルチポテンシャルライトであるという方にも出会いました。

「マルチポテンシャルライト」について
マルチ(multi: 複数の)+ポテンシャル(potential: 潜在能力)+アイト(-ite:人)の意味からできた造語で「一つのことに専心せずに、次々興味のあることに移っていく特性を持つ人」の意味を成しています。

マルチ・ポテンシャライトについての動画(詳細な書籍もありますが、下記動画を見ると数分で概要が分かります)

書籍:上記TEDトークのスピーカー Emilie Wapnickさんの著書『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法

大学時代のバイトで出会いが多く、いろんな経験ができるのが面白すぎたせいか、学生時代に転勤などもあり出会いや別れも多く新天地に行く恐怖心はさほどなかったのか。なんでもスマートにこなす女性に憧れていたのか。なぜマルポテになったのかは分かりませんがこれまでの経験が関係しているのかもしれません。

働くことについては20代の時から40代になった今も常に自分に問いかけていて、悩むことも多く人一倍考えてきたつもりです。
転職を繰り返す中で、過去の失敗から一つにはしぼらずに多くのことに興味を持ち(もし、選択肢を1つにしてしまった場合、失敗した時の挫折は大きい)、自分は何者か、何者になりたいのか徐々に分からなくなっていきました。いわゆるキャリア迷子です。

職場や仕事で上手くいかず、これまでチャレンジしようか悩んだ職業は数知れずです。士業の資格学校、心理カウンセラーの大学院、看護学校、動物病院の動物看護師、公務員、ソーシャルビジネスの起業、パン職人、ヨガインストラクターなどなど・・・とても人には恥ずかしくて話せないほどいろんな職業ついて調べてその進路に進むべきか模索してきました(在職中、会社の休日に動物病院で無償で動物看護師のインターンシップをしたこともあります…)。

「人はなぜ働くのか」というテーマでとある塾で聞いたお話ですが、下記の3つに分けられるのではという内容でした。
⑴ お金を稼ぐため、生きていくために生計のため稼ぐ
⑵ 自分のキャリア形成のため、自己実現のために稼ぐ
⑶ 社会に貢献するため、世の中のために働く

上記はどれも正しい答えで、どれはいけない、どれは間違っているとかはなく、人によって価値観はそれぞれだと思います。状況によっても刻々と変わっていくと思います。3つとも全部だという方もいると思います。

学生の頃の夢を解いていくと最初自分は上記⑶「社会に貢献したい」でした。
20代で仕事がなかった時は⑴の時もありました。30代の時は⑵の要素が大きかったです。
40代になって今は、どうかと考えた時、やはり子供の時の夢だった⑶を実現したいと思う気持ち反面、⑴+⑵も必要で、それにプラスして「楽しい仕事がしたい」、「人生を心の底から楽しんで、熱狂して生きていきたいなあ」と今は感じるようになりました。

前述で1月からWEBデザイナーとして働くと記載しましたが、万が一自分には向いていない場合、仕事がなかった場合、面白いと思えなかった場合は軌道修正するかも知れません。
でも今は気のおもむくままに自分がやりたいと思うことを実行しようと思います。また、WEBデザイナーであっても複業という武器が今の時代はあるのではと思います。WEBデザイン×カメラ、WEBデザイン×プログラミング、WEBデザイン×登山…。
スキルの掛け合わせが自分を高めてくれる、守ってくれると思います。

仕事の機会を与えてくださる企業、ボスへの感謝の気持ちは忘れずに、毎日ワクワクして熱狂して生きていけるようにこれからも風呂敷は広げてたくさん吸収していこうと思います。

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