ポイント経済圏

ものの値段を安くする代わりに顧客にポイントをあげて自社サービスに囲い込むやり方が当たり前になったけど、ネット上ではポイントを貯めたり使ったりできる大きなグループを「○○経済圏」と言ったりするらしい。
楽天経済圏とか、PayPay経済圏とか。
ドル経済圏とかユーロ経済圏みたいな。

携帯電話回線、通販、決済アプリ、銀行、金融商品など手広くいろんなサービスを提供してる企業が増えてるし、「なるほどなー」と思った。

使いやすいポイントとして有名なのは、ドコモのdポイント、楽天の楽天ポイント、SoftBankの PayPay、auとローソンのポンタ、イオンのWAON、ファミマ・TSUTAYAのTポイントではないだろうか。

私の場合は、前まではドコモ経済圏と楽天経済圏で生活していたけど、今は半分をイオン経済圏に移動した。

私の両親は今もドコモユーザーなので、ドコモ経済圏の住人。
ドコモ回線、ドコモ系列の光回線プロバイダ、dカードを利用している。
昔ながらの人なのに、携帯をガラケーからスマホに変える時に「利子はつかずポイントが貯まるなら」とクレジット付きのdカードも一緒に契約して、d払いで買い物するようになったのには驚いた。
ITに疎いうちの両親でさえ、「なんでもかんでも値上げされていて、時代の流れに乗るにはポイントが必要」という考えに至ったようだ。
毎月、ポイントでモスバーガーを食べるのをささやかな楽しみにしている。

私も両親も、個人情報や日常生活のパターンが企業に集められるというのも分かった上で利用している。
大谷翔平さんみたいな大スターとか、総理大臣の個人情報なら深く知りたがる企業、人間は多いだろうけど、無名の一般人の情報は「沖縄の60代」とか「沖縄の30代」とかそんな感じで一塊でやりとりされてるはずだから、ポイントをもらえるなら目をつぶっていいかと考える。
私がもし大金持ちになったら、家を引っ越して口座も何もかもリセットしてポイントサービスなんて捨てるけど。
今心配することといえば、コソ泥とか無差別にメールを送りつけてくる詐欺業者とか、病人や障害者を狙ったマルチビジネス・宗教の勧誘くらい。

私は両親と一緒に住んでいるけど、現代の生活に必要な知恵だと思ってスマホの回線と、買い物のお金を管理するカードは自分で選ぶようになった。
そして最近初めて、ネット銀行にも申し込んだ。

結果、今のところは楽天経済圏とイオン経済圏に入っている。
カード→楽天、イオン
普段使う銀行→イオン
スマホ回線→イオンモバイルのドコモ回線
決済→楽天ペイ、楽天Edy、イオンカードについてるiD、WAON

ずっと使ってるクレジットカードに合わせてスマホ回線と銀行は楽天でも良かったけど、回線のつながり具合とかATMの利用について不安があったのでイオンにした。
消耗品の買い物も、送料が値上げされているのと私の歩行能力が上がったことが関係して行動範囲内のイオンスーパーで買うことが増えたし。
それに、楽天市場は送料的な意味で沖縄や北海道に優しくないからあんまり楽天ばかりに依存する気になれないというのもある。
「距離が長いんだから送料高いのは当たり前でしょ」と言われれば反論はできないけど、買う側からすれば毎回送料の心配をしないといけないのが嫌だというのもまた事実だから。(配達員の方々にはとても感謝しています。上記はネットショップの仕組みへの不満です)

ここまでするならイオンにまとめていいんじゃないかと思いそうだけど、これまた沖縄のローカルスーパー・サンエー、りうぼうではWAONは使えないので楽天は残すことに。
洋服とファッション雑貨は楽天市場に可愛いのがたくさん売ってるしね。
私はポイントカードは増やしたくないマンなので、できればこの2つに集約したい。
毎月のお楽しみ・マックは楽天ポイントもWAONも使えるから、どちらも重宝しそう。(🍔は両親はモスバーガー派だけど私はマック派😁)
本当は単純明快に物の値段を安くして欲しいけど、実際はそうではなくなってしまったので疲れない程度にポイ活をやっていきたい。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?