おじさんが無理すぎる。
圧倒的な技術があるわけでもなく、仕事のスピードが早いわけでもないおじさんに、「もう少しこうした方がいい」と口出しされるだけでなく、わたしの作業に手を出してきてキレそうになってしまった。
こういうところが、本当にわたしの悪いところである。今回はキレてはないのでセーフとする。(怒りのオーラを醸し出してはいたので気まずそうにされてしまった)
なぜ作業に手を出したのか、詳細を聞いたら、すでにわたしが対応済みだったので、さらに腹が立ってしまったのだ。
(詳細が専門的になってしまうかもしれないけど、こねあげ温度が上がりすぎないように、氷水を入れるというもの)
知識豊富な先輩からアドバイスをもらえるのは大変ありがたい。が、先に対応しているか聞いてからにしてほしかった。
「どうせ知らないだろう」という前提で、わたしに聞かず、作業に手を出されたことに腹が立ったのだ。
冒頭にもどる。「圧倒的な技術があるわけでもなく、仕事のスピードが早いわけでない」。これは未来のわたしの姿である。
こういうふうに自分が思ってしまうということは、それはいつか自分にまわってくる。自分がおばさんになった時に、「このおばさん、無理すぎる」きっと若い人からそう思われる。
いつまでも謙虚にいたい。自分はこれからどんどん老いて、体力も衰えて、物忘れも多くなる。若い人の方が圧倒的に能力が高くなる。
そうだ。わたしは「若いからどうせ知らないだろう」と思われたことに大変憤りを感じたのだ。わたしではなく、5個上の先輩が仕込みをしていたら作業に手を出したりなどしないだろう。
だんだん、悪い意味で職人らしくなっている自覚がある。自身のこだわりが強くなり、それを邪魔されると強い怒りを感じる。素直でいたいのに。
支離滅裂な言葉たち。一次発酵中。
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