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mofi|コラム

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mofiの週刊マガジンに掲載し、小原および三谷個人のページで無料展開しているコラムをまとめたマガジンです。その週のコラム紹介や、ニュースに関するこぼれ話的な内容も載せています。
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#cakesコンテスト

ア・フュー・モア・シングス

今週の映画ニュースで選外となった音楽系記事と、次号用の予習ともいうべき『デッドプール2』関連コラムを紹介。今号の三谷コラムは、ネットワーキングのもうひとつのエッセンスに触れてます。 アメリカは先週末、戦没者将兵追悼記念日(メモリアルデー)の祝日で三連休でした。我が家はどこへも出かけませんでしたが、子供用のハイチェアやその他もろもろの買い物などで忙しくしています。 そんな連休を挟んだ今週のニュース、特に興行面が面白いことになっています。『ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

偉大なるケヴィン・ベーコン・ゲーム

今回紹介する206号コラムのトピックと、米カメレオン俳優ケヴィン・ベーコンとの関連性とは? コネクションを作る「ネットワーキング」のポイントを、別の角度から考察。 銀幕の寵児アメリカ人が大好きな加工食品をラストネームに持つ、銀幕の寵児ケヴィン・ベーコン。『フットルース』(1984年)で、田舎町の風紀をダンスで乱す反逆児役を演じた彼の姿に魅了されなかった30代など、いない。 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロードに言われるまでもなく、全人類が脳裏に焼き付けて

カンヌで迎えた30歳|mofi 205号 編集後記

2018年5月15日。30歳の誕生日は、カンヌ映画祭出張の最終日のミーティングが終わったあと、チーム3人で迎えた。これ自体に取り立てて意味はないのだろうが、30歳をこういうキリのいい形で迎えられたことは、個人的には感慨深い。 映画をつくる仕事をすることを志してから10年、ここに至るまでの歩み簡単に振り返りたい。(まだできていない自己紹介をいずれ記事にする予定だが、そのさわりだけでも。) 2008年。20歳で映画づくりを志す。 2011年。就活はせずに賭けに出た大学院留学

「レディ・プレイヤー1」の愛は本物か

講談社「クーリエ・ジャポン」さんで掲載させていただいている、コラムの最新話がアップされました。せっかくなので、こちらでもご案内。 「mofi|ハリウッドを読み解く週刊マガジン」を共同で運営している三谷と、昨年から対談形式で進めてきた連載。「現場目線のハリウッド」は、今回で9回目です。 この連載の個人的なポイントは、オフィシャルな場での踏み込んだ評論にも臆病にならないこと。「ハリウッドの底辺で現場経験を積んでいる若手が、話題の映画について話すこと」という体で対話しているから