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スタントカメラをとめるな! | mofi ニュース

体当たりのパフォーマンスが功を奏して、2週連続の首位をキープしたアクション大作。一方で中国市場最大の失敗を言われる大作もあり...騒がしい昨今のニュースをピックアップ。

【興収:8月第1週】トム・クルーズがプーさんを抜き首位堅持 2週目も興収$35M

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が1位。初登場ながら2位に落ち着いたのは、ディズニーの『プーと大人になった僕』で、続く3位も初登場のコメディ・アクション『The Spy Who Dumped Me(原題)』。齢56歳のトム様はまだまだいける。(O)


【中国】中国市場最大の失敗作『Asura』の未来やいかに

7月13日の金曜日に中国国内で公開された国産映画「Asura(原題)」。制作費は約$110Mと、中国では史上最大の予算で組まれた映画も、初登場では$7Mという結果。2週間で配給元から引き上げられたという同作は、プロデュース陣から「再公開を行う」という発言がなされるも...予定は立っていない模様。(O)


【#metoo】終わらぬ騒動。ジェームズ・ガン、エヴァンジェリン・リリー、クリス・ハードウィックらセレブリティ案件続々


「LOST/ロスト」プロデューサーら、E・リリーの告白に対し謝罪

リリーをスターダムへと押し上げたヒット・ドラマ内で、セミヌード撮影を強要されたという彼女。J・J・エイブラムスをはじめとしたプロデューサー陣が即座に謝罪文を発表した。(O)


K・ラッセル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督降板劇に反発

無名のマーベル原作を大ヒット作へと導いたジェームズ・ガン監督が、10年前に児童性的虐待じみたジョークの数々をツイートしたことが発覚した一件。ディズニーはガンを『ガーディアンズ〜』続編から降板させたことが話題になったが、ラッセルを含むキャストやファンがその対応に反発している。ただこの事件は、極右志向の活動家の扇動が大きく絡んでいることも問題視されている。単純な話ではない。(O)


C・ハードウィック、女性虐待問題発覚も番組復帰 ネットワークが擁護

クロエ・ディクストラが、同氏(と思われる匿名の人物)との3年間の交際中、性的虐待を受けたと綴ったエッセイをめぐり、サンディエゴ・コミコンでの登壇なども中止となっていたハードウィック。ところがほとぼりが冷めたのか、NBCのAmeirica’s Got Talentでの出演確定が報じられるなど、復帰のステップが着々と整いはじめている。タレントによって、処遇は異なる。程度には差があるようだ。(O)


【組合】全米俳優組合、第二四半期で詐取の被害に? 報告書に2万3千ドルの損失

第二四半期の決算で発覚した珍事件は、全米俳優組合(SAG-AFTRA)が「ビジネス・Eメールの問題」により、$22,910.64の損失を被ったことを報じている。詳細は明らかにされていない。組合員たちの総数は8,000人近く減退しているが、そのほかの決算面では好調とのこと(O)


【ムービーパス】虫の息の「ムービーパス」、大手運営のチケット購入サービスが追い打ち

ディズニー、フォックス、ライオンズゲートなどの大手スタジオらが投資している、オンライン映画チケット購入サービス「Atom Ticket」が、死に馬に鞭打つ行動に出ている。月額会員制映画サービス「ムービーパス」の会員カードをハサミで切り、SNSにアップした方の中から抽選で一名に「映画365日見放題」パスが当たるキャンペーンを開始。詳細は下記の通り(O):


【話題】Indiewire紙 『カメラを止めるな!』は「『ショーン・オブ・ザ・デッド』に次ぐ名作」

総合評価A-(Aマイナー)は同紙のレビュー値としては最上級と言っていい。海外での展開が望まれる。(O)

編纂小原康平 / 初出:2018/08/06 第216号
有料メールマガジン「Ministry of Film - ゼロからのスタジオシステム」より

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