中国の高校生、ケータイを没収されて教師を殺害

中国の西安市内の高校生1名が教師を殺害した旨のニュースが報道された。中国メディアによると、年明けの2日夜、自習クラスにてケータイを使用していたとされる学生は女性教員の金先生(28歳)に見つかり、ケータイを没収された。その後生徒は2度に渡って職員室へケータイを取りに行くも先生は不在。3度目には猛スピードで職員室に向かい、職員室にはケータイを没収した金先生が居なかったからかその場に居た女性教員の周先生(55歳)を刺した。職員室の近くにいた学生らが悲鳴を聞きつけ現場に向かった所、職員室入り口にて血だらけで倒れていた周先生を発見する。すぐに病院に緊急搬送されるも周先生は亡くなった。
ケータイを没収した金先生は加害生徒が2度に渡って職員室に来る前にケータイを返そうと生徒を探したそうだが、生徒が見つからずに教室に戻ったと話している。事件後には学校の監視カメラより加害生徒が壁を登って脱走している様子を確認している。学校及び威陽区教育監督事務所はこの事件の発生を認めており、奉城路警察署でも当事件の発生を確認しているが、詳細についてはまだ調査中との事だ。
この報道については台湾でも大きな話題となっている。特に殺害された周先生は加害生徒の殺害動機となったであろうケータイ没収とは無関係だったことに対して様々な議論が飛び交っている。

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