もっふもふ

・ずっと転職エージェントやってるよ。 ・この世にはどうしようもできないこともあると思っ…

もっふもふ

・ずっと転職エージェントやってるよ。 ・この世にはどうしようもできないこともあると思ってるよ。 ・好きなお酒はハイボール、つまみは枝豆だよ。健康志向だよ。飲まなきゃいいのに。 ・既婚だよ。一年前からキャパオーバーだよ。

最近の記事

能力の高い人はクレームを言わない。

そんなことはない!と私にも思った時期があるが、結論、それはまだまだ青二才のレベルが高かった若かりし頃の幻想であったと感じる。 クレームの発生過程を色々観察してみると、情報漏洩・金銭的な損害の発生か、気持ちを踏み躙られた、の大体2つに分類される。 前者は烈火の如きクレームを伝えてもいいだろう。というかすべきだ。相手がことの重大性に気づいていない場合は会社そのものにクレームを入れることも検討して良いだろう。 問題は後者だ。 結論、気持ちを踏み躙られた、と反応する人間は基本

    • 余談〜君たちが権威と感じているものは大した権威じゃない〜

      新卒、中途の採用に関わらず、やはり面接を受ける企業には一定の権威性を感じてしまうものかもしれない。それはそれで別に問題ないし、求職者の立場に立てばある程度しまっていこー感で面接に望めるのはより良いことだと思う。 が、一つ注意して頂きたいことがある。何かというと、結果的にあなた達に権威を振りかざしてるように面接で接する人間も、結論、ただの会社員だと言うことだ。 彼らは、面接の場ではあなたにもっともらしい面接や周到に正当化の準備をした圧迫面接をしかけてくるかもしれない。それは

      • 転職エージェントを使っても幸せになれない人

        転職エージェントとして日夜活動をしていると、この人は転職しても幸せにはならないだろうな、という人からの相談を受けることが多い。具体的には下記である。 ①前向きじゃない 潜在的、顕在的なものも含めて転職理由の断トツトップは人間関係である。お局がいるに始まり、上司の口が臭いなど、エキセントリックな理由もある。そうした状況は人をよりネガティブな思考にさせることが多く、天真爛漫なひとが急激に性格が悪くなることの一因である。そうした意味では会社というのは非常に微妙な組織かもしれないが

        • 面接はとてもシンプルなもの。

          面接が苦手で、という方が一定数存在する。 確かに、旧来の日本のイメージであれば面接は非常に雇用主側優位なイメージがある。そうした状況からどんな質問が来るかわからないのも相まって、苦手意識を抱く人材は多いだろう。 ただ、昨今はそうした権威的な圧迫面接とやらも減り、極めてフラットなコミュニケーションが面接の場で展開されるようになっている。その分、ビジネスパーソンとしての資質も問われるようになっているが、何だかよくわからないおっさんにタバコを咥えられながら面接をされる、というこ

        能力の高い人はクレームを言わない。

          許す力

          優秀な人とそうでない人。そこにはたった一つ、明確なものがある。それは、自分の予想外のこと、自分のルールの外に出てあるものから受けた被害について、許せる力を持っているかどうか、ということだ。 簡単な例で言えば、自責、という日本的美徳に代表されるものかもしれない。他人から受けた困難や試練などについて、そんな面白いこともあったと、笑って語る人物に日本人は好印象を抱く傾向がある。一方の他責は、そんな美徳の反対に位置するとされている。面接のお見送りの理由として度々出てくるキーワードで

          閑話休題〜経歴詐称の話題が流行っている〜

          某インフルエンサーの経歴詐称が、これまた某インフルエンサーにより発覚、という文脈の話が盛り上がっている。事実かどうかはわからないが、そうした記事や動画がこの瞬間も現在進行形で新しくウェブ上で生成されている。 転職エージェントとして、転職希望者が経歴を詐称していたという場面に過去何度か遭遇したことがある。結論、エージェント側には最悪の事態である。入社にかかった諸経費も含め、法人からは手痛い叱責、ご指摘を受ける。これは本当に心からお詫びしなければならないことであるのだが、結論、

          閑話休題〜経歴詐称の話題が流行っている〜

          転職エージェントはここを見ている。

          あなたがもしこれまで、そして今後転職エージェントを使った、使うことがあるのであれば、一つだけ注意を頂きたいことがある。 それは、年収帯にもよるが基本的にエージェントが最初に見定めるのは、【その人が信用できるのかどうか】ということだ。 エージェントが全く使えない、という利用者も一定、いるだろう。業界を代表してなどとは口が裂けても言えないが、缶ビール1つくらいはおごってさしあげたい。が、そこにはいくつかのカラクリがある。そのカラクリの1つに【あなたがエージェントに信頼されてい

          転職エージェントはここを見ている。

          転職エージェントとして見てきた、成長する人しない人

          残念な話だが、人間は自分達が思うほど成長しない生き物だ。勿論、新たな知識や経験を手に入れることである一定については成長することができるだろう。が、どんな人間にも成長の限界がやってくる。 普段接する20代〜40代の方で行けば、当然ながら20代の方の方がスポンジのように色々吸収できる余白がある。が、比例するかのように年齢が上がるにつれて成長も加速度的にする40代の方もいる。逆もしかり。全く成長をしない20代の方もいる。 この違いは何なのか。 結論で申し上げよう。心に余裕があ

          転職エージェントとして見てきた、成長する人しない人

          ブラック企業とは

          世の会社は捉えようによってホワイトにもブラックにもなると思っている。 ただ、残念ながらどう考えても黒にしかならざるを得ない企業も存在する。 簡潔に申し上げよう。以下に該当する会社はブラック、或いはそれに準じる可能性が高い。 ・営業職に裁量労働制をしいている ・朝会がある且つ誰かの1分間スピーチ的なものがある。 ・怒号が一瞬でもある ・マネージャー層が数字を一切持たずプレイングしない。 ・朝6:00-9:00の間に始業時間が設定されている。 上記の意見を別の場所で申し上

          ブラック企業とは

          お金は無くてもいいのか。

          結論を申し上げよう。 お金は必要だ。しかも自身が想定する以上の金額が。 何故か。 昨今、自分が幸せに生きていく上ではそんなに沢山の収入はいらない、という意見が特に若者を中心に多くなっている印象がある。アドレスホッパーという、住所を持たない人間も存在する。それ自体は新たな生き方として世間の注目を浴びるし、私個人としても年齢が年齢なら一先ずチャレンジしてみたい生き方である。 彼らはスマートフォンさえあれば様々なサービスを駆使して人生を謳歌している。その使い方はまるで某青い

          お金は無くてもいいのか。

          転職エージェントのなり方

          この世には星の数ほどの転職エージェントが存在する。彼ら彼女ら1人1人はそれぞれのバックグラウンドから、致し方なく、成長のために、お金のために、スキルを磨くために、スキルを活かすために、惰性で、など、様々な理由で働いている。 そんな彼ら彼女らはどのような経緯でもって転職エージェントになるのか。 ⬛︎新卒で入社 この日本の雇用の防波堤である新卒採用で、対人支援やより成長できる環境というイメージでもって入社をしてくる。大手であると転職エージェント事業の部署に配属されないケースも

          転職エージェントのなり方

          他社で通用する唯一無二のスキル。

          結論を申し上げよう。 他社で通用する唯一無二のスキル。それは【信頼を得る力】だ。 何故か。 ルールが全く違う各産業界においては、実は不変的に通用するスキルはない。ものすごく新規の営業に長けた人間が重厚長大系の製造業の営業に採用された途端、根回しばかりの社内営業の実態を目の当たりにし、みるみる憔悴していくようなこともある。それくらい、自身が培ってきたスキルが会社を変えただけで陳腐化することはよくあるのだ。特に重厚長大系の企業からベンチャーへ、ベンチャーから重厚長大系の企業

          他社で通用する唯一無二のスキル。

          不幸せな人はスキル不足

          結論を申し上げよう。 あなたが今、何らかの不満足感、不幸感。感じているのであれば、それはあなたに何らかのスキルが足りないことが原因で起こっている。 何故か。 不幸、不満足の定義を、【自身の理想との乖離】だとすると、シンプルにその乖離を縮める努力をすればいいだけなのだ。それだけどその【不】は解消されるのだ。 しかし、現実にはなかなかそうした努力を行う前に【悪いのはアイツだ!】という他責傾向の話が盛り上がることがある。 それはそれでその言い分を通したい個人からしたらそうなのかもし

          不幸せな人はスキル不足

          転職で幸せになる人はごく一部

          転職して幸せ。 そうしたメッセージを主軸とした転職エージェントの広告は一昔前、非常に多かった。 それはそうだろう。人は何らかの不満があって転職をするのだ。幸せになってもらわなくてもては困る。 しかし、少々以前から【対話】や【クオリティ】を歌った転職エージェントも増えてきた。かつては幸せを歌っていた某転職エージェントも、アドバイザーそのものの質の良さを謳うようになってきた。 ここで質問。転職した人の中で転職してから数年後、本当に心から幸せだと感じる人人はどれくらいいるだろうか。

          転職で幸せになる人はごく一部

          閑話休題〜清潔が身を助ける〜

          突然だが、あなたは自身の体臭についてどう思うだろうか。全くない、という方もいるだろうが、ある程度年齢が高くなると、特に男性は気にならないだろうか。私はとにかく気になる方で、体臭の防止のために使うデオドラントもできるだけ無臭であって欲しいと思うタチだ。 この体臭にはじまる体の清潔さは、実はカリスマ性で仕事をしていない愚直なサラリーマンの中で成果を出している人材に共通していることであるが、みな、押し並べて自身の体にまつわる清潔さに敏感である。 詳細は似たような内容を述べている

          閑話休題〜清潔が身を助ける〜

          昇進は必要だろうか

          昨今、昇進に興味がない人が増えたという話をよく耳にする。それ自体は個人の主張として何ら問題ないものではあるし、この不安定な世の中であれば、将来の幸せが確約されるかもどうかわからないのに重責だけ担わされても、という考えには少なからず同意する気持ちもある。実際、マネジメント力は素晴らしくても私生活においてはあまりにも自堕落な人間もいるし、何がいいかはそれこそ、個人が個人の責任において選ぶ時代だ。 だが、結論を申し上げるのであれば、昇進は必要だ。いや、正しく言うのであれば「昇進を

          昇進は必要だろうか