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青い空 1


青い空 1


長いこと仕事していると、あぁあやめたいな・つらいなぁと思うことがたくさんありました。そんな時は青空を探しました。深呼吸し、風にあたり、お日様にあたり、頭と心を整える。なんとかその時をしのぐって感じですね。
そんな中で、ふと浮かんだ言葉を並べて詩にすることを思いつきました。これからは、その詩を投稿していこうと思ってます。少し書いてあります。まだ、noteを始めたばかりで、何回もYouTubeをみてここまでこぎつけました。うまく、noteを使いこなせるように老眼かけてがんばります。
よろしくお願いします。


昔々に書いた詩たちです。

    

  風船


  ぱんぱんだ
  もうふくらみません
  
  ぬきなさい
  ぬきなさい
  気を
  
  しぼんだ風船は
  しわだらけ

  そのしわの数だけ
  きっと
  しあわせがあるでしょう


    

  水仙


  どうしてそんなに
  香るの
  だれにむかって
  香るの

  わたしはここにいます
  わたしはここにいます

  誰にむかって・・・・・・


    

  青空


  天が晴れる
  天が曇る

  雲が青空をかくす

  青空は
  どんな雲にも動じない

  だって
  いつも泣くのは
  雲だもの


   

  春


  歩いて
  春を
  さがしましょう

  雨が
  雪を解かしています
  
  解けた水が
  大地を潤します

  大地の恵みで
  木々が
  芽吹いています

  ほら さがしてください


   

  さくら


  桜の木が
  小枝が
  芽が

  天をむいています

  天にむかって
  すくっと

  すくっと
  ほんとにすくっと

  まぶしい日も
  曇っていても


   

  海


  海は激しい
  いつだって激しい
  
  穏やかな海なんてない

  命を生み
  命を育て

  そのくせ
  命をのみこむ

  何人も
  たちうちできない

  だから
  海は海としていきる


   

  自分


  好きな人がいます

  好きにもいろいろあります
  でも
  いろいろな好きでも
  好きな人からは
  笑顔がもらえます
  元気がもらえます

  嫌いな人もいます

  でも
  嫌いにはいろいろはありません
  嫌いなものは嫌いなんです

  でも 人を嫌ってる自分も
  嫌いです

  好きな人をいっぱい
  さがしたいです


   

  光


  病院にいます
  目の前を
  車いすにのった
  老人
  けが人
  病人が
  行き交います

  何も浮かびません
  楽しいことが

  きっと
  目の前を行き交う人も
  浮かばないんでしょう
  楽しそうな顔はしていません

  外に出ます
  初春の風が
  ほほをうちます
  冷たいような 温もりを含んだような

  生きてるって感じる瞬間です


   

  人々


  暖かい春に
  きれいに咲く花があります

  ギラギラした夏に
  きれいに咲く花があります

  秋雨に
  きれいに咲く花があります

  凍える寒さの冬に
  きれいに咲く花があります

  朝だけ
  きれいに咲く花があります

  夜だけ
  きれいに咲く花があります

  人は誰もそれを否定しません

  なのに なぜ
  同じ人間同士になると
  自分と違うことを否定するのでしょうか

  それは 自分と違うことを受け入れることが
  こわいからでしょう

  自分がなくなるようで
  こわいからでしょう

  弱さを認めることが
  こわいからでしょう

  みんな弱いんです
  こわがらず
  弱いことを認めあったら
  もっと生きやすくなるかもしれません


   

  花


  沈丁花が香ります
  きのう 雪が降りました
  
  今日は春のお日様が出ています
  沈丁花が香ります

  次は何の花が咲くのでしょうか


   

  桜


  春の雨を
  待っています

  しとしと
  待っています

  つぎは
  何を待つのでしょう


   

  蝶


  紋白蝶がとんでいます
  あっ あそこにも
  あっ あっちにも
  こっちにも

  春がすすんでるんだね
  蝶たちも楽しそう

  すすむ春を
  わたしも楽しむことにしよう


   春の命
  今 春です

  桜が満開です

  桜色
  黄色
  赤
  紫
  薄紅色
  いろいろの色の花に混じり
  
  若草のけがれのない緑も
  春を目にしみこませてくれます

  生命のたくましさ
  身にします


   

  春の嵐


  春の風嵐
  窓の外の八重桜を揺らす
  激しく揺らす

  枝がしなる
  葉が揺れる
  花びらがしがみつく
  
  しがみつけない花びらたちが
  とんで行く
  風に身をまかせ
  どこまでいくのだろう


   

  ことば


  ひとつことばで傷つき
  ひとつことばで癒され

  ひとつことばで涙し
  ひとつことばで笑い
  
  ひとつことばで怒り
  ひとつことばで静まり

  ひとつことばでことばを滅し
  ひとつことばでことばを生かす

  そのことばたちたちは 人間だけのもの   (今日はここまで) 


  


   
  

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