ちょっと酔っている。

左を見れば、五木田智央さんの企画展のポスターが貼ってある。

（行きたいと思って、忘れないように貼ってある）

右を見れば、ギターが２本。

ずっとずっと、いろんなことを考えている。

友人が言ったこと。

思い出。

後悔していること。

後悔していること…。

私は、友人が私を大切にしてくれた程には友人を大切にできなかった気がする。

もっとずっと大切にできた気がする。

今生きている私。

いずれ死ぬ私。

大切なものがわからないのに

大切にされて、いつの間にか大切なものが一杯になっていた。

いずれ私は死ぬのに。

たまたま今生きているだけなのに。

なのに大切にしてくれる人たち。

人生の一部に、私を普通に組み込んでくれる人たち。

私がずっと生きている前提で、目の前からいなくならない前提で

人生の一部に、私を普通に組み込んでくれる人たち。

なぜ私を信じるのだろう。

私は信じられないのに。

なぜこんなに大切にできなかったことを悔やむのだろう。

私は大切に扱われたからいいじゃないか。

今頃気づく。

友人が生きているということを前提として

人生の一部に、友人を組み込んでいたこと。

自分はいずれ死ぬ存在なのに

周りの人はずっと居る前提で甘えていた。

友人は、注意も否定もアドバイスも対立も特別な共感もしない

それは

周りの人を大切にしようという心から生まれたのではないか。

ずっとずっと考えている。

大切にするとは、どういうことなのだろう。