カーテンを洗う


そもそも、カーテンを洗うという発想がなかった。


村上春樹著『ノルウェイの森』のなかで

寮で主人公と同部屋の「突撃隊」が

月一でカーテンを洗うというシーンがあり

私も洗ってみたいと思ったのが始まりだった。



まず、カーテンを外すところから始まる。

カーテンにもカーテンレールにも

意外と埃がついていることに気づく。


次に、カーテンからカーテンフックを外す。

プラスチックのカーテンフックは壊れやすいが

100円ショップに売ってあるので

壊れていたら取り替える。


レースカーテンをチェックする。

冬場に結露などでカビが生えていないか

破れた箇所はないかチェックする。

もし、カビや黄ばみなどで漂白が必要なら

浴槽に水と漂白剤を入れ、レースカーテンを漬け込む。

換気扇を回すのを忘れずに。


さていよいよ洗濯だが、わたしはここで

少し多めに柔軟剤を入れる。



洗濯機がカーテンを洗ってくれている間に

カーテンレールを拭いて、ホコリを取り、窓を拭く。

部屋を掃除し、お湯を沸かし、お茶の準備をする。



洗濯が終わったら、カーテンをカーテンレールに戻していく。

干しながら、そのままカーテンとして使うので一石二鳥だ。



窓を開けて風が通るようにする。

風を受けてカーテンがひらめくと

部屋中に柔軟剤のいい香りが広がる。



お茶を飲み、ときに香る柔軟剤の香りを楽しみながら

ぼんやり過ごす休日。


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