石川県珠洲市特産の七輪が被害
◉七輪はうちの田舎にもありまして、さんまとか匂いがきつい魚を焼くとき、使っていましたね。焼肉とかも、鉄板の電気グリル機が入る前は、七輪で焼いていましたし。冬場にすき焼きや水炊きを作ったりする時は、カセットコンロが普及する前までは、重宝しましたね。今でも根強い需要はあるようですが、石川県の珠洲市が名産地 とは、知りませんでした。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、七輪で約さんまの写真です。美味しそうですね。
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七輪は以前、製造風景をテレビで見た記憶はあります。地面から四角く切り出した珪藻土を、職人さんが手際よく削っていく 風景を覚えていますが。あれはたぶん石川県の七輪だったんでしょうね。良質な珪藻土層から、切り出す七輪は高価なようで。多くの地域では、いったん珪藻土を崩して、それを粘土状にプレス形成して、焼き上げるようで。
珪藻土は藻類の一種である珪藻の殻の化石の堆積物(堆積岩)で、ダイアトマイトとも呼びます。ダイナマイトと似てて、紛らわしいなと思ったかたもいるでしょうけれど。ダイナマイトは、ニトログリセリンを珪藻土に染み込ませて作ったものですから。似ていて当然ですね。能登地方の七輪は江戸時代初期から生産されており、かまどがわ 設置できないような 江戸の小さな 長屋では、かなり重宝したようで。
X(旧Twitter)で、ご本人のツイートを見かけて、元の記事の方にたどり着いたのですが。かなり大変な状況のようですが、不屈の闘志を見せておられますね。能登半島はかなり硬い岩盤の地域が多く、富山湾は優れた旅漁場ではあるのですが、やはり稲作にはあまり適した土地がないため、輪島塗りや七輪、能州紬などの産業が発達した面もあるのでしょうね。
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