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地方都市から大都市へ

◉興味深いX(旧Twitter)のポストが、ねとらぼに出ていました。地方都市から地域の大都市への人口流入を示した円グラフで、すごい労作です。鹿児島の片田舎から福岡を経て上京し、今は地方都市の仕事に呼ばれ、関西でも長く仕事した自分としては、思う所ありますね。少子高齢化と言われますが、東京だけは人口が増え続け、昔は1100万だった人口は1400万人になり、ようやく頭打ちに。個人的には、もうちょっと各地に分散し、でも地方の限界集落は集約されていくしかないとは思いますが。

【地方都市から大都市への転出割合をまとめた地図に反響 「関東から札幌が意外と多い」「四国はカラフル」】ねとらぼ

 各都道府県の主要都市から大都市への転出割合を円グラフにまとめ、地域別に整理した地図が注目を集めています。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2402/09/news063.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、

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こちらが、元になったポストです。たしかに四国はカラフルだなぁとか、北海道の札幌流入、名古屋のクロスロードぶり、九州の福岡一強となぜか甲府への流入とか、沖縄の郷土愛の強さとか、イロイロと興味深いですねぇ。ずっと見ていられます。

全国の主要都市から七大都市(東名阪+札仙広福)への転出の割合を円グラフにしてみた。カラフルな四国

https://x.com/kinokuni_fox/status/1748363338650952172?s=20

飼料的価値が高いので、画像も転載。

鹿児島や沖縄は、福岡に出ていく人も多いですが、関西に出ていく人が多いんですよね。特に奄美の島嶼地域は。これは、寝屋川とかに九州人のコミュニティとかがあって、東京は遠すぎるが大阪ならという人が、多いんですよね。なので母校のOB会も、東京と大阪にありました。これは、奄美地域の方言が、平安時代の関西弁の特徴を残しているので、ちょっと馴染みやすいという面もあるようで。鹿児島本土より、福岡や大阪のほうが、大都会でどうせ出るなら……という面も。

四国の人が各地に分散するのも、ちょっと理解できまして。鹿児島には妹尾さんとか越智さんとか、四国特有の苗字の人がいて、これは瀬戸内海と豊後水道の交易の結果なんですよね。鹿児島の味噌と醤油は、大分のフジジンやフンドーキンなどのメーカーが過半数を占めていまして。大分商人は九州の近江商人みたいなもんで、鹿児島や四国、山口や広島まで、手広く商売してるんですよね。九州の甘い醤油は、大分の味。白味噌の麦味噌の文化も、広島まで文化圏ですからね。北前船の生み出した文化圏です。

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