『左手、落としとく?』

「はじめまして、ずっと前からあなたのことが好きでした」

 松本空港の竜皇回廊口を抜けてきた彼女は、開口一番そう言った。

「私の名前はステラルラ・ドラゴニュート・トニトルス。先輩たち地球人がドラゴ・テラと呼ぶ世界から来たっす。一ヶ月、どうぞよろしくっす」

 くだけた日本語でそう言うと、彼女はぺこりとお辞儀した。直角に腰を折った見事なお辞儀だった。きれいなつむじが目の前にあった。色素の薄い髪が細

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エリート人材が考えるウォーカブルシティに住むことの価値

先進国では、高齢者への配慮、健康対策、エコの観点からも、街のウォーカビリティ(歩きやすさ)が重視されるようになってきている。実際に、歩きやすい街(ウォーカブル・シティ)には、他地域からの転入者や、観光客も多いという経済効果が確認されている。高齢者に限らず、若者の中には、運転免許を持たない者も増えていることから、都市のウォーカビリティを向上させることが、地域経済の発展や不動産価値の向上に繋がりはじめ

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静岡は自営業が盛んだなと思った

だいぶnoteサボっててすみません。もうちょい頑張りたいな。

 実は9月28、29日に静岡県へ行ってきました。普段すごくお世話になっているお友達に会った後、久しぶりに妹にも会えたので穏やかながら充実した2日間を過ごせました。
 そこまで歩き回ったわけではないのですが、少し感じたことをいくつか書いてみようかなと思います。浜松のほうが歩き回った時間が長いので、そちらが中心になるかも。

個人経営のお

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若い力とオープンイノベーション

オープンデータとか場所とか、開放してアイデアを引き出す動きが地方には特に必要だと思う。

全部行政が用意するとか1企業が頑張るとか、
限界で不可能だということに、地域や経済を引っ張る人は気がつくべきだと思う。

いつまでも中央のお金やハコモノ、昭和の成功体験に引きずられてちゃいけない。

大人は若者が歩きこれから生み出す道をつくるのが役目だということを認めて、謙虚に責任を果たすべきなのだと思う。

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【自己紹介と不動産経営について】

はじめまして。大城幸重 (おおしろ・ゆきしげ) と申します。

サラリーマンの間で不動産投資がブームとなってから数年が経ちました。

融資も徐々に厳しくなり始め、物件価格高騰のピークは過ぎたと言われますが、まだまだ盛り上がりを感じます。

関連書籍もたくさん発売され、

「中古のRC造マンション、築古の木造アパート、かなり古い戸建物件といった高利回りの物件を購入する」

「都市部の狭小マンションに

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(過去作品)天職葉書


 今日、ありとあらゆる情報媒体から、求人広告や就職活動指南が消えた。
赤瑚(あかこ)は街で一番大きな本屋の書棚から就職活動に関する本が回収されていくのを見ていた。去年の夏、あの忌まわしい書棚にしゃがみ込んで、人知れぬようさめざめと泣き、本を汚さぬよう鼻を啜ったのだが、今となっては馬鹿くさくて馬鹿くさくて、忘れたい出来事だった。
 今日、就職浪人一年目の赤瑚のところにも、その葉書は届いた。その葉

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(過去作品)門出ふぶく

学位記授与式と書かれた垂れ幕が下がっている出入り口の周辺には、学生は誰もいなかった。今日に限っては、ほぼそう言い切っても良いだろう。何故なら、学生は今日、袴かスーツを着ているのがほとんどなので、見かければ一目でわかるからだ。スーツであれば卒業式の運営職員の可能性もあるが、雰囲気でだいたいわかる。集団の中でふらふらしていれば卒業生、一人か二人で行動し慣れ切った感じで気だるそうにしていれば運営だ。
 

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日々の雑記 「ワークライフバランス」

「ワークライフバランス」という言葉は都市にのみ当てはまるのだと思う。

東京に住んでいると、夫婦で異なる仕事をしている、もしくはどちらかが仕事をし、片方が家事に専念するということになると、一緒にいる時間が土日のみになる。

そうすると、土日は家族の時間となり、仕事をプライベートに持ち込まずに家族の時間を大切にしたいと思う。

「ワーク」と「ライフ」は別々になり、バランスをとる必要が出てくるのだ。

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田舎に住むなよ!

三年ほど前サラリーマンやってた頃は、建築現場や道路工事の現場仕事が主だった。わけても夜間の国道での工事は、昼間と違って交通量は少ないけどそのかわりスピード出した車が次々とやってくる。僕はそのたびに、点滅する誘導灯を車に向かって振り回していた。

ところで、全国的に水道管が老朽化して補修工事がなされていることをごぞんじでしょうか?
その工事のコストは、都市も田舎もそんなに変わらないと思います。
例え

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移住の王道

地方移住。最近耳にする事が増えた気がする。nhkのドキュメント72時間にも取り上げられてたし。

これを書いてる私自身も移住者だ。Iターンと呼ばれる出身以外の地方に行く。というタイプだ。

地元はラッシュは3分に一本電車が来るエリアで車が要らない、むしろ邪魔になる。生活の基盤がほぼ都内っていう生まれも育ちも首都圏。田舎の親戚なんか一人もいない。現代の都会っ子

移住後の生活でよく聞くのは

「起業

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