共通の友人からインスタのDMで心友のあなたが別れたんじゃないかと連絡があった。
心配だった。「もうこれ以上の人は出会えないと思う」そう言っていたあなただったから。

あんたの価値はそいつと別れたことで下がるわけないし、もっと幸せな道を見つけられる。と伝えたくて、会う約束をした。

みんなにこのことを話すつもりは無い。落ち込んだりとかはしていない。

LINEでそう言っていた。触れることすら許されないのではないか、何を話そうか、不安になった。

当日会って、「いやー1人になっても強くなったなぁ」と話すあなた。「1から話すね」あぁ、話してくれるのか。「…だから、別にみんなに話すつもりもないんだよね。」ああ、なるほど、"みんな"に私は入らなかったんだな、と嬉しくなる。

話は止まることを知らず、時計を見て1時間しかたってないことに驚く。「3時間くらい経ってたかと思った。」それくらいの濃い内容を話していたとおもう。

話を聞いていると、色んな人に支えられているあなたが見えた。良かった。あなたには沢山の味方がいる。離れていてもあなたが1人孤独ではなかったこと。それはあなたの人柄だと思う。

そして、あなたは強かった。自信と期待を話すあなたに安心しつつ、今後このモードが切れる時を見逃してはいけないな、とも思う。

3年以上ともにすごした人と離れる、ということは私も経験している。強く感じているうちはいいのだ。人生楽しい。ただ、その後に押し寄せるネガティブさも経験している。だんだんと期待から現実へと押し戻される時を。

…もう私にすれば。私なら幸せにできるのに。はるか昔、あなたに恋心を抱いていた。今もその感情は胸の奥底で燻っている。私が元カレと別れた時あなたは恋人がいて、あなたが別れた時に私には恋人がいる。もういっそ、2人で生きて、いや、それは私の自己満で、あなたの幸せにはならないな、と言葉を飲み込む。

だからこそ、1番近い、終わりなど存在しない、心友という関係値であなたの幸せを願い続ける。