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あなたの目から流れた私の涙。

もぐらちゃんがお母さんから言われた言葉でどんな気持ちになったかって想像したら泣けてくる、と何度も目をふいていた私のお姉ちゃん(お姉ちゃんとは、姉的な存在の2個上の友達)。

お母さんにじゃなくて、これからは私に相談して。私じゃ頼りないことだったら、知り合いの専門家に繋げられるから。

私の話を真剣に聞いてくれて、真剣に解決策を考えてくれて、受け止めてくれた。

本当に嬉しくて、思い出して涙が出る。

家庭環境が違う私に言われてもいやいやそうならないのよ、って思うよね、ごめんね。とか、話をして苦しくさせてごめんね。とか、私を気遣ってくれるところ。安心する。

今まで、それはお母さんが悪い、自分の意見をもってもいいんだよ、という言葉を色んな人から投げかけられた。でも、じゃあ、お母さんが悪いって言われた私は?お母さんは変えられないし、好きなところもあるし。自分の意見?今までの蓄積で自分の意見は誰かの求める意見だったからそんなのわかんないし、分かったとして、伝えたあとわたしがどんな状況になっても責任取れないのに。と思っていた。

でもお姉ちゃんは、その私のこころの動きまで考えながら話してくれて、アドバイスして考えて助けてる自分が好きな人じゃないんだなって、安心して、嬉しかった。

私は、あなた達が気持ちよくなるための、材料じゃない。可哀想という目で見ないで。

ずっと思ってきたことが、お姉ちゃんによって溶かされるような感覚だった。

お母さんが思っていることは、お母さんはそう思ってるんだね、と受け止める。でも、私はこう思うからこうする、でいいんだよ。が腑に落ちた。そっか、お母さんの否定はしなくても、受け止めた上で私はこうだよって伝えられたら、私が楽になるんだなと思った。

苦しみではち切れそうだった私の心に少しゆとりが出てきた。お母さんと関わる時も、私には選択の自由があるんだ、と少しこころに余裕がもてるようになった。

姉が流した涙は、きっと私が今までずっと流したかった、苦しみ・悲しみを溜め込んだ涙だった。

姉が流してくれたことで、私も姉を通して泣くことが出来た。ありがとう。

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