見出し画像

【フリーランス、コロナショックで仕事減った?】402人アンケート結果まとめ

コロナウィルスの感染拡大予防、緊急事態宣言による外出自粛…テレビをつければほとんどの番組が感染状況や経済の縮小について報道しているような世の中がすっかり当たり前のことになってしまいました。

今回の事態で、仕事に影響があったフリーランスの方も少なくないようです。わたしも、世間のコロナへの対応が変わっていった3月は収入ががくんと落ちてしまいました。対面を要するイベント出演や取材の仕事がゼロになり、その分得られる予定だった報酬がまるっと減ってしまうのは当然です。

「実際、フリーランスのみんなの仕事はどんな状況なんだろう?」と、Twitterのアンケート機能を使用して調査してみました。402人もの方にご回答いただくことができました!RTしてくださった方も含め、ご協力ありがとうございました!

気になる結果はこちらです。

仕事が減った(複数クライアント)…43.3%
仕事が減った(1クライアントコミット型)…9.7%
仕事に変化なし(複数クライアント)…28.9%
仕事に変化なし(1クライアントコミット型)…18.2%

※「インハウス〇〇」と呼ばれる働き方に近い、業務委託関係ではあるけれど、ほとんど会社員さんと同じレベルでコミットしている方とは影響の度合いが違うのではないか?という予想からこのような選択肢に設定しました。

※Twitterのアンケート機能を使用しているため、明確なターゲティングはできておりません。以下紹介する意見はいただいたリプライや友人のツイートなどから抜粋したものです。リアルな声ではありますが「=フリーランス全体の意見」ではないことをご理解の上、読み進めてください~!

「仕事が減った」というフリーランスが53%、半数越え

働き方にかかわらず「仕事が減った」と回答した人は53%にのぼり、半数を超えています。取材ライター、パフォーマーなど、「人と会うことで完結する」職業は影響を受けてしまっているようです。

また、クライアント企業が対応に追われていたり、今後の情勢をうかがっていて、仕事が滞っているということもあるようです。

「仕事は影響なし」というフリーランスも。ECなどはむしろ好調

「減ったけど、新規案件がスタートしたので、トータルでは変わらず(増えた)」という人もいました。フルオンライン化が急速にすすんでいることから、むしろIT関係は強いのかもしれません。

(ライター+動画編集をしているフリーランス仲間の新美さんのツイートが良かったので続けて紹介させてください)

また、おうち時間が増えて、「YouTube、前々からやろうとしていたし、本腰いれるか…!」となっている人は多そうですね。(企業からの広告費は減っているみたい。やはり予算を見直したときにそこから削られるのでしょうか、、、、)

とはいえ、やはりこのご時世で新規案件の営業をかけるといのは困難に感じている人もいるようです。

ちなみに、わたしもこの3~5月に関していうと、「仕事が減って、新規案件が増えて、変わらず」というお仕事状況になっています。

3月は収入が半減レベルでとっても落ち込んでいたのですが😂4月はなんとか持ち直して(ただ、業務時間が増えたので、そこでカバーした感はある。生産効率は引き続きさがっていました)5月は微増かな…(案件増えた+4月の業務時間をキープするので)という予測です。

取材はすっかりなくなってしまったものの、オンラインでの取材や、オンラインイベントの資料をもとに執筆…などのお仕事はあり、「withコロナ」を前提とした取材ライターの手法も各自模索しているような印象を受けます。

(余談)「#NEWWORLD2020」というマーケティング会社ホットリンクさんが主催のウェビナーに参加していたのですが、「コンテンツマーケティング業界は問い合せ数など増えている」というお話がでていました(詳しくは下記のツイートとか、Twitterでハッシュタグを追ってね!)

いままではオンライン化をすすめていなかった企業なども、オンライン化することで打開策を考えているようです。その結果、マーケティング会社やメディア関連会社に仕事が流れているのでしょう。

テレワークにより、生産量が低下する場合も

休校措置もあわせて行われていますが、「フリーランスはそもそも家でできる仕事でしょ?」という誤った認識から、フリーランスに対しての補償額がちいさいということが物議を呼んでいました。(参考記事

でも、実際、子どもの面倒見つつできる仕事ではないんですよね…それは会社員だってフリーランスだって関係ないと思います。仕事は減らさなくてもいいはずなのに、時間確保が難しいから…ということで仕事を減らさざるをえない状況はとても苦しいものと思います…。

今回のことを通して、フリーランスで働きながら家族を作るってどんな感じなんだろう?というのをより考えるようになり、実際に「テレワーク×子育て」のお家へお手伝いへ行ったり(3月上旬)、テレワークで困っている方への電話取材を行いました(別メディアでのお話なので、詳しくかけず悪しからず…!)。予想できていたけど、子育てしつつ同じ空間で仕事するなんて、無理!!!(いま現在、その環境で働かれているすべての方へ、賞賛の気持ちでいっぱいです)今後、少子化も関係してフリーランス(パラレルワーカー)が重宝される社会になっていくと思うので、法整備などもこれを機に進んでくれたら嬉しいなと思うばかりです。

【まとめ】わたしがいま感じていること

先に紹介した「#NEWWORLD2020」でいろんなゲストスピーカーさんがおっしゃっていた、「コロナによって激変したというよりも、もともとこうなるはずだった未来が前倒してやってきただけ」という言葉がとてもこころに残っています。

わたし自身、影響を受けて、とっても落ち込んだし将来がめちゃくちゃ不安になりました。「このままフリーランス続けても、同じようなことの繰り返しかも…」と。ただ、いま直面している問題って、そもそもあったもので、コロナによって顕在化されただけだと思うんです。いずれ乗り越えなきゃいけないものだった、そう解釈することで気持ちが幾分落ち着きました。

今回のことでなくなってしまった仕事だって、きっと、そう遠くない未来になくなってしまっていたんでしょう。

いくら世間が変わっても、仕事に対する姿勢や、自分がやりたいことが変化するわけではないので(影響は受けるだろうけど)、いい意味で世間には無頓着になって、目の前のことを頑張るしかないのかなーとゆるゆる考えています。自分でコントロールできない物事があまりに多い時世で、ひとつひとつ真剣に向き合っていたら、ちょっと、いやかなり疲れてしまうので、ゆるゆると。

また、今回のことを通し、多くの人がそう感じたように、わたしも自分の無力さにとっても嫌気がさしました。いろんなフリーランスの方の苦しい状況を聞いても、なにもできない。応援したい会社さんが窮地に追い込まれていても、なにもできない。鬱々とした気持ちになってしまいがちですが、それを抱えたままだとしんどいだけなので、この気持ちを起点にして、つぎの有事には周りを助けられるような仕事を作っていきたいなと思っています。

ご回答くださったみなさん、シェアなどでご協力くださったみなさん、ありがとうございました!みなさんが、働き方はなんにしても、元気で過ごしていることを願っています。

【よかったら、あなたのお仕事状況も教えてください!】
フリーランスの方で「わたしはいまこういう状況です」と教えてくださる方、よろしければ記事のシェアボタンからTwitterに飛び、ツイートでお知らせください~!いただいたものは随時追加したいと思います。







サポートしてくださったお金は日ごろわたしに優しくしてくださっている方への恩返しにつかいます。あとたまにお菓子買います。ありがとうございます!