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メガネを通販で買うときに気をつけること

先日、初めてメガネを通販で買った。いつもJ○NSで買ってるので、特に理由もなく今回もJ○NS。

前回メガネを買った時に半ば強制的にアプリをインストールさせられ、会員登録をし、なんか悔しいなと思っていたが、それが今回役に立った。

会員登録したことで、自分のレンズの度数とかもろもろの情報をJ○NS側が持つようになってた。だから視力検査等も無しに、ネットで購入できるわけだ。

でもメガネって、服とか靴以上に、自分との相性(ファッション的な意味で)がダイレクトに重要になる。だって、自分の顔面の一部になるのだから!

そんな危険な買い物を何故したのかと言うと、コロナの影響でほぼ引きこもりの状況から気が狂った結果だと思う。そうでなきゃ、メガネなんて絶対に試着してから買う、当たり前だ。

でもふと思ったのだ、「実際に試着したメガネでも、普通に失敗してるな」と。そう、メガネ選びで成功した記憶が無い。店頭の鏡で見るのと、世界の一部になった後に見るのでは、自分の印象って結構違うのだ。また、多分メガネの合う合わないは、慣れの問題なんだろうな、とも思う。なんかこう、どれを買っても結果は同じなんだろうな感。

そんなわけで、狂った気持ちと相成り、今回の購買行為に至った。とは言え、遠隔での購入のはやはりいつも以上に気を遣う。今回ネットでメガネを買ってみて分かったことがいくつかあるので、記録しておこうと思う。

合成試着、これはエンタメだ。

理由はわからないのだが、アプリにはモデルによる着画画像がない。その代わりに「自分の顔写真にメガネ画像を重ねて見た目をチェックする機能」があるのだが、これの当てにならなさがすごい。

はじめに、顔や耳の位置のガイドがある状態で撮影をするのだが、実際、メガネの縮尺にはバラつきがあるようなのだ。

耳に引っ掛ける棒(?)の部分、こいつが、メガネの画像によって、耳に丁度良い具合で重なる場合もあれば、思いっきりズレる場合もある。同じ自分の顔写真を使っているのにも関わらずだ。

よって、自分がそのメガネを実際に装着した時の、顔に対してのメガネのサイズ感の印象は、この機能では正しい判断ができない。

この機能は、テクノロジーを楽しむ程度と思っていれば良さそうだ。友達とかとやったら楽しいと思うよ。

似合い度チェック、という不思議機能。

眼鏡画像を重ねて色々見ていると気づくのだが、「似合い度をチェック」というボタンがある。AIを使った機能らしい。

試しにチェックしてもらうと、なんかそこそこパーセンテージ高めの結果。(しかしまず、この似合い度の相場がわからない。)しかし、メガネ画像の位置(傾きや高さは変えられる・縮尺は変えられない)を思いっきりズラして「ぽたぽた焼き」のおばあちゃんリスペクトみたいな具合にしてみると、チェック度のパーセンテージが下がるのだ。

え、これはもしや、「そのメガネが自分に似合うか」ではなく、「自分の顔写真とメガネ画像を重ねた時の出来栄え」的な意味での、似合い度...?

そう思わずにはいられなかった。実際そうなんだろう。がっくし!

結局は想像力

アプリには、装着時のイメージを得る手掛かりになる情報は無いということがわかった。

みんなの投稿写真、みたいなコーナーもあるのだが、やはりダイレクトに自分の顔面を投稿するわけもなく、ほとんどは「購入したメガネを置いて撮った写真」だ。意味よ。

というわけで今回の気狂い購買行為を諦めようと思ったが、念のためサイトでも見てみることに。

すると、あるじゃないかぁモデルの着画がぁ。しかも、着画一覧から検索できる機能もあるじゃないかぁ。

こんなに当たり前の「着画」の姿に喜んだことは無い。(でもだんだん、メガネが綺麗に映りすぎてて、「これも合成なんじゃない...?」という気持ちになってくる。)

「自分では無いが確かに存在している人間が実際にメガネを掛けている画像」は、言うても、とても参考になるのだ。ここまで来たらあとは「想像力」。

ネットショッピングがこれだけ生活に馴染んでいる時代なので、これは大体の人には自然に備わっていくだろう能力。「自分はモデルみたいに小顔じゃない、スリムじゃない、美人じゃない」この気持ちを忘れずに比較検討すればOK!

メガネの品名で画像検索

想像力を使って、自分に合いそうなサイズ感・フレームの形などを選んだら、最後は「色」である。

色は、商品撮影のライティングやその後のレタッチ具合で、実物と印象が違っている場合も多い。ではどうすれば良いかと言うと、「異なる条件で撮影・レタッチされた写真を複数見る」ということだ。

品名とかブランド名、そのカラー名とかで画像検索してみると、いくつか見つかる。検索に引っかかっても違う商品の場合もあるから、商品のディテールまで確認するのがポイント。

こうして集まったいくつかの写真を比較して、真実の色を良い塩梅で導き出そう。

まとめ

・アプリじゃなくてブラウザで選ぶ
・着画モデルの画像を見つつ自分を想像して選ぶ
・色味を判断するためには複数の商品画像を見る

以上!


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