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モノクロ写真もいいもんだ

こんにちは、Masaです。

皆さんは、モノクロ写真を撮影しますか?
私は、結構な頻度でモノクロ写真を撮影します。モノクロ写真は、カラー写真と違う面白さがあります。今回は、私の考えるモノクロ写真の楽しさをご紹介できればと思います。

モノクロ写真とカラー写真は、意識するところが大きく違います。


カラー写真で意識するところ

やはり、カラー写真という通り、色が重要だと思います。全体の中で写したいものが、目立つカラー(明るい、原色など)で、あれば一層引き立ちます。撮った写真はRAW現像段階で、カラー調整をしますが、一番は全体の統一感です。私は全体としての雰囲気に統一感を出すために、DxO社のFilmPackを使用しています。これは、その日に使うFilmを決めるようなもので、今日は曇りだから発色がよく出るvelviaにしようかとか、今日は街中が多いので少しアンティークにKodaclom64にしようかとか考えて撮影に出かけます。デジタルなので、撮影後に変えることもできるのですが、最初に決めておくと、その目で見る(ファインダーを覗く)ことができます。ミラーレスなら、FujiFilmだとあらかじめフィルム趣味レーションをしておくと、ファインダーがそのように見えますので、イメージがしやすいかと思います。

白いロープを活かすため青を少し焼きこむ

モノクロ写真で意識するところ

私がモノクロで意識するのは影です。よく「モノクロは光を意識すると
いい」といいますが、私の場合は圧倒的に影を意識します。影があるから
光を見ることができるからです。何を言っているかというと、我々は光自体を見ている分けではないですよね。太陽光が物体にあたって、反射した光を見て物体を認識しています。カメラも同じで、太陽光を直接は写せないということです。すなわち、モノクロ写真の場合、影(黒や灰色)があって初めて、光を感じることができます。私は、若いころからずっと白黒フィルムを使っていたので、ファインダーを覗くときなんとなく白黒の写真をイメージできます。ミラーレスなら、ファインダーを白黒にできるのでわかりやすいかと思います。色をなくすことで、影の存在から光を感じ、物体そのものの面白い形を発見することができます。

影の形が光の射し方を意識させる

モノクロ写真の楽しみ方(個人的・・)

いつもはカラー写真を撮っていますが、たまにモノクロ写真を撮るとリフレッシュします。私は、モノクロ写真を撮るときは、最初からモノクロ写真を撮ると決めて撮ってます。カラー写真とモノクロ写真では、光の読み方がまったく異なります。RAWなので、カラーデーターなのですが、単純に色をなくすだけでは、きれいなモノクロ写真にはなりません。撮影の段階で、明るく映るところ、暗く映るところを判断し、構図を考えます。パズルゲームのようで面白いでしょう。ミラーレスの方は、一度白黒設定にして、ファインダーを覗いてみてはいかがでしょう。いつも撮っている写真が、芸術的にみえると思います。私はたまに、モノクロ写真を撮ることで、写真の感覚をリセットしている感覚です。

記念撮影を撮影

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