見出し画像

【追加】香港>台湾>日本は必然、だから台湾により肩入れしていきたいのです

私は父親が日本人、母親が台湾人なんだけど日本語しか話せません。
それがコンプレックスである時期から独学で勉強したり挫折したり復活したり、を繰り返しています。

母親が台湾の人なのに、実は私はよく台湾のことをよく知りません。
これについて話すと長くなるので省くのですが、いつもお世話になっているNewsPicksの台湾の記事だったり、コミュニケーションサービスで直接現地の人と会話したりして、知識を入れている感じです

↓以下の動画もわかりやすいかな?

そんな日台ハーフの、国籍が日本人の自分からすると日本を取り巻く経済・政治・文化に意識せざるを得ない部分があって。

私が台湾の人に対してずっと疑問だったのが
「どうして日本のこと、そんなに好きなの?」

ずっと違和感としてあることとして日本と中国・韓国・台湾の立ち位置や関係についてずっとモヤモヤしてます。

戦後の日本が台湾にしてきたこと、それに対して中国と韓国との対応の違いを見れば明白なわけで。
私がもし台湾人なら日本のその態度や姿勢にかなりオコ😡な所なんだけど。


少し話は変わって2018年春。
自分は定期的に海外に行きたい欲求が高まるタイプの人間でして。

で訪問先として選んだのが香港。
アートバーゼルHKを主目的に数日間滞在しました。

香港は結構アップダウンが激しい島なので、風景としての絵がとても映える
アートバーゼルのチケット。1時間くらい前に窓口で直接購入。人がめっちゃ多いのでもしかしたら入場できない可能性があったので、本当に買えてよかった。。
現代アートで超有名なジェフ・クーンズの代表作の一つ。俺の知る限り、日本の美術館で展覧会を開いたことはない。昔の美術ばかり紹介するの、もういいよ…😑
金輝点心というスーパーローカルなお店でこちらの飲茶をいただきました。初めて入った香港の飲食店で緊張しすぎてご飯粒テーブルに落としまくってご主人から「(表情から察するに)食べ方が汚い奴だな💧」みたいなことを言われてたんじゃないかな?でもその出来事で我に振り返って、かなり緊張が解けたっていう。
ジャッキーチェンの映画でお馴染みの(?)竹の足場!地味にテンションあがったっけ。2018年でもこの建材を使うのか!?とめっちゃ衝撃を受けたよ
お約束の香港の夜景といったらヴィクトリアピークでしょう。
夜遅くなって方向もよくわからなくなったし、なんだか人が少なく怖くなってきたので安全牌でタクシーに乗車。実はボッタクリしたらギャーギャー言ってやろうという想いで撮影したのがこちら。珍しいから撮影したわけではない…けど、こうして振り返ることもできるので撮影してみるもんだ
香港島の南の方にあるバカンスの地として有名なスタンレー。船がいかにも香港ぽくて感動
外国人もブラブラしてる
いきなり男の子に話しかけられた。おそらく寄付か何かかな?で俺も気分アゲアゲだったのでチップ程度のお金を渡しつつ、記念撮影させてほしいけどいいかな?と簡単な英語で話して成立、それで撮ったのがこちら。素直な子でした。今思えば一緒に撮ればよかったな。。
スタンレーのマーケットを少し丘の上から撮影。

簡単な紹介のつもりが写真眺めているとあれもこれも紹介したい!
というのが出てきてしまった💦
もしもっと若かったら香港とかに留学というのもありだったかも
(一応、英語が浸透している地域なので)

そのぐらい、香港は超最高な都市でした。


だけどしばらくして香港の情勢が一変したのはみなさんご承知の通り。
胸が張り裂けるくらい、とても心が痛かった。

この写真に書いてある内容「私たちは一度しか見せてあげられない」と訴えた香港人女性の内容は、「政治のことはわからないけど、そんなこと関係なく仲良くしていこう」と言っている日本人がいるんだけど、その仲良くすることが結果的に中国の暴走に拍車をかけていることを理解してほしい。

投票する権利を維持するために香港の人はたくさん傷つきながら頑張った。
だけど圧倒的な力(経済力と軍事力)には対抗できない現実を見せつけられた。

そしてそれを見て台湾の人は
「香港の次は台湾だ」
という意識が高まり、支持率の低かった(中国との距離を取るスタンスの)蔡英文総統の基盤が固まるという現象が起こり、今につながっています。


ここまで来てようやく本題。
少し前にこの記事を読んで、とても強い衝撃を受けました。

だって、私が知りたかった中国の深い部分の疑問、いくら中国人に質問しても明快な返答を得られたことが一度もなかったような内容が書かれていたから。

以前つぶやいたかもしれないけどnoteというプラットフォームで、一応起業を目指すこのアカウントでこのようなセンシティブな内容を書くべきではないかも、と悩んでいたんだけど。

起業の知識を深めれば深めるほど
「経済と政治は密接に関わっている」
という構造を解像度が高い形で認知できたし上記のリンク先にてデズモンドさんがおっしゃっている通り
「中国の暴走を止めるには経済力を低下させること」
はすごく納得感のある回答で。
(これは逆に日本の活気を取り戻すには経済力を向上させること、になります)

安いモノ・ヒトを買う事、(明らかに良くない方向にしか未来が進まない要素の)長いモノに巻かれる事を良しとする事、一次情報に触れず判断する事、ポジショントークを鵜呑みにする事、その国の政治に無関心でいる事…

最近、ようやく楽観的な欧州を含め、その「悪性のシステム」の構築に一役買ってしまった日本の企業やビジネスマンでも
「中国でのビジネスやばいのでは?」
という認識が広がりつつあるけど、自分自身は
「台湾との関わりがある」
という事情から、中国の現体制を利するようなことは今後の起業の分野においても避けるような動きをとっていきたい
(むしろ台湾を利するような動きが取れないかな?)
と強く思っている…

そんな決意表明の回でしたとさ。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?