マガジンのカバー画像

もいせんを退院した私たちの話

8
ものづくり医療センターに入院(受講)した患者(生徒)の記録をまとめたマガジンです。最終制作やもいせん受講中のこと、退院後の活動などの記録が読めます。
運営しているクリエイター

記事一覧

『パソコンが大嫌い』な自分がもの作りをするようになるまで 〜もいせん3期入院〜

① 病気と向き合う家族  初投稿です♪ 私は大学病院で小児科医として約20年働いてます。大学には重い病気を持つ子どもたちが沢山治療にきてくれます。子供たちはもとより特に大変なのはお母さんお父さん、つまり『ママパパ』です。  病院への送り迎えや病気になった子供の対応、兄弟の送り迎え、食事・洗濯など本当に大変です。長期入院になった場合は、小さい子どもであればずっと付き添いになり一日中付きっきりで看病します。病院のベッドは本当に硬くて寝にくいし、子どもは泣いて起きるし熟睡もできま

プログラミング初心者の鍼灸師が多言語化ランディングページを作成できた

自己紹介(ITスキル)私は鍼灸師です。都内と千葉県で鍼灸院を経営しております。もうすぐ50歳になります。プログラミングの知識は全くありませんでした。パソコンスキルは普通。PCは Mac BOOK。パワポやエクセルは普通に使える。 コピペはショートカット使える、HTMLとか言われると??、ワードプレスは使えない、くらいのITスキルです。 なぜプログラミングを学ぼうと思ったか? まとめ 長くなるので結論を先に書きます 経営に対する危機感 ➡️コロナで既存システムの弱さに

物作りが好きな内科医が、プログラミングと発信方法を学ぶことで広がる世界 ~ものづくり医療センター体験記~

ものづくり医療センター(もいせん)について私ともいせんの出会い  私は、小規模病院に勤務している中年の内科医です。幼少期より工作など物を作ることが好きでした(器用ではありませんが)。アプリ開発や3DCGなどデジタル技術を利用した作成にも興味はあり、また2000年代初め頃には医療の世界にもデジタル技術を応用しようという風潮が強くなってきていたことから、プログラミングを独学で学ぼうと本を読んだりするも、取っ掛かりが掴めず断念する日々でした。  何からはじめていいかもわからず、

プログラミング初心者の小児科医が、もいせん3期生になってつくったものと感じたこと

自己紹介ともいせんの紹介初代ウォークマンと同級生で、ガジェット好き まず私の個人的な背景についてお話します。私は初代ウォークマンと同級生の大阪に住む小児科医です。 同級生なので、この初代ウォークマンを手にしたことはありません。笑 ですが中学生以降に、カセット→CD→MDと複数台のウォークマンを所持していました。その後、iPod、iPhoneへと移り変わっていきました。 その他、PCやデジカメ、スマートホーム家電から調理用家電にいたるまで、様々なものに興味がある、いわゆるガ

小児科医がプログラミングを学んでできること〜特に育児中の方に読んでほしい〜

決戦の日迫る!!! 東京オープンデータハッカソンfirst stage突破!!! そしてfinal stageが次の日曜日に迫ってきました!! 私たちチームpHのプロダクトは、「育児サポートLINEBotキクゾー」。 AIチャットを搭載し、育児中の方のサポートをするBotです。 もしご視聴可能な方は上のサイトから登録の上、10/22のプレゼン(私たちは15:55〜予定)をぜひお聞きください! 育児中の小児科医が伝えたいこと 子どもを産む前の自分は、小児科医としてご家族

医療者が「social good な耳鼻ゲーム」を作るまでの道のり① ~自己紹介&序章~

耳鼻咽喉科医がプログラミングを始めたきっかけは医療者向けプロトタイピングスクール 私はとある大学病院に勤める耳鼻咽喉科医です。 現在は博士号取得のため病理学教室で大学院生活を送っており、多くの時間を研究、論文、病理診断に費やしています。 プログラミングに興味はありましたが、これまで学ぶ機会がありませんでした。 そんな私がプログラミングを学び始めたきっかけが2つあります。 1つ目は、「ものづくり医療センター」(通称もいせん)を知った事です。知り合いの先生から紹介された「もい

「企画して、作って、発信して」-プロトアウトスタジオ・もいせん体験記

プログラミングって、どんなイメージですか? 「覚えたら便利そう」 「小学校で習うようになるんだよね」 「難しそう」 「副業につながる」 …といったイメージでしょうか。 私は「プログラミングの技術を身につければ仕事や日常生活で役に立つのではないか」と思いながらここ数年を過ごしていましたが、きっかけがあり2021年10月からオンラインスクールを受講し始めました。 今回、オンラインスクールに参加し10週間がたつため、ここまで何を学び考えたかについて共有したいと思います。 も

プログラミング未経験の医師が4ヶ月でWebアプリをつくるまでの話。 -スマレポ作成6-

私は福岡で在宅医療にたずさわる医師です。 ここのところ新型コロナウイルスの感染拡大に振り回されている日々ですが、臨床のかたわら昨年10月からプログラミングを学びはじめて4ヶ月でスマレポというWebアプリを実装しました。 医療介護現場に笑顔を増やす -スマレポ-スマレポは、医療介護現場で紙ベースで行われているヒヤリハットレポートをデジタル化したものです。 さらに、ヒヤリハットに加えて、職員間の感謝を共有するサンクスレポートという仕組みも実装しています。 実際に動いている様子