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(20240125 大教会詰所教会長おやさと講習会) SNSを使った年祭活動

自分としてはSNSを使って年祭活動をしているつもりはあまりなく、神様との日常の対話などを呟いているだけではありますが、タイトルどおりの切り口で自分がしていることを大教会の教会長おやさと講習会でお話をしたので、その原稿をUPします。

プロジェクターを使って約30分程お話をしました。

SNSの功罪は色々あるかとは思います。
今皆さんが普通に使っていて世の中になくてはならない自動車でも、人を死亡させることができます。
それを防止する為の交通ルールを皆さんが守ることで社会がとても便利で快適になりました。
SNSもそれと同じでマナーやルールを守ればとても便利なツールですが、そこを逸脱しだすと最悪の悲劇もあるかもしれません。
きっとこれから使う側の意識の向上やマナー、ルールが社会の中で決まっていくのかな?とも思っています。

以下原稿です。
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本日は、私が日頃実施しているSNSを使った年祭活動についてお話します。(かしわ手)

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 元の理では6千年は知恵の仕込み、3千9百九十九年は文字の仕込みと教えられています。
人間の知恵とは親神様が人間が陽気に快適に暮らせるようにと与えてくださったもので、決して悪いものではありません。

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特に現代では科学が飛躍的に進歩しています。
150年前に自動車・飛行機があったでしょうか?
100年前にテレビがあったでしょうか?
100年前に人間が月に行けたでしょうか?
100年前に100年後の日本人の平均寿命が85歳になると予想した人がいたでしょうか?
50年前にパソコンがあったでしょうか?
30年前にスマホがあったでしょうか?
10年前にAIがあったでしょうか?
でも今ではこれらは全て当たり前の世の中になっています。
全ては親神様が与えてくださった知恵と文字の仕込みによるものです。

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人間の陽気ぐらしをみたいという親神様の想いは永遠に変わりませんが、それを実現する為のツールは日々進化しています。
ツールは時代に合わせて進化するように親神様が与えてくださっていますので、それらを使っての新しい情報発信・交流の仕方を私なりに模索しておりますので本日はそのことについてご紹介致します。

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インターネット自体は約30年前から世の中に出てきました。
その中での情報発信・交流の仕方として、
最初にホームページ・掲示板ができました。
次に、ブログというものができました。
現在ではSNSというものが主流になっています。

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現在のSNSの主なツールとしては、
動画を発信するYoutube。日本のユーザー数は約7000万人です。
写真を投稿するInstagram(インスタグラム)。日本のユーザー数は約3300万人です。
ショート動画を発信するTikTok。日本のユーザー数は約2000万人です。
実名の個人の情報を発信するFacebook。日本のユーザー数は約2600万人です。
匿名の個人(一部実名)の呟きを発信するX(旧Twitter)。日本のユーザー数は約4500万人です。
 
天理教関連の方でもこれらのSNSを使って情報発信・交流をされている方は沢山いらっしゃいます。


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X(旧Twitter)では、天理時報にも掲載されたかめかよ🔴おやさま推し活中さんが有名かと思います。
フォロワーが現在1160人おられます。
毎日呟かれていますが、閲覧数がそれぞれ100~1000回程度あります。

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かめかよさんのすばらしいところは、Xのspace機能を活用されていることです。
space機能とは、X上でラジオのパーソナリティのように主催者であるかめかよさんが話をして、参加者も話に参加することもできますし、ただ単に聞くこともできるという機能です。
かめかよさんは、このSpace機能を使って毎日の会社の昼休み中の時間を使ってSpaceをされています。具体的には、
①お道の本の朗読
②(梅ちゃんという方と)教祖伝の輪読会
③(敦煌さんという方と)自分の信仰についての話
を日替わりでされています。
これらの中で参加者とその感想を話し合い、それをまた多くの人が聞くという形態をとっています。
これは正に、ネット上での路傍講演です。
それも聞きたい人に向けてのみ行える非常に効率的な方法です。
X上には約4500万人の日本人の方が存在します。
その方たちに向かって発信できるのです。
天理教関連のXユーザーの方でこのSpace機能を使って、匿名の方同士で討論会や音読会をされている方が多数おられます。
60代の方も多いです。
 
Xでは動画や写真も瞬時にアップすることができ、テレビのニュースでは見られないような情報がリアルタイムで見ることができます。


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私が使っているSNSはX(旧Twitter)です。
私は大教会報令和4年9月号や令和5年8月の上級教会神殿講話で申し上げた通り、躁うつ病での1年半の休職や4カ月の精神病院入院や2回の離婚と3回の結婚をしています。
病気もかなり酷かったのですが、令和4年6月29日の大教会神殿当番での不思議な体験を経て、何故か病気が全く治ってしまった経験をしています。
そんな経験のある教会長がどういったことを呟くかというコンセプトで、Xで日々呟いています。
アカウント名はもいちゃんです。
たまに女性と勘違いされますが、50代のおじちゃんです。


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また、Xと並行して2つの媒体も使っています。
まず、Amazonの電子出版であるkindleです。
現在まで4冊の本をだしています。
 
最初の本は34歳の頃、うつで苦しんで会社を休職していた時の苦しい日々を小説風につづった『サラリーマン うつからの復帰 : うつとうまく付き合うには』です。かなりダークな内容でうつに苦しむサラリーマンの苦悩と葛藤を赤裸々に書いています。


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次に出した本は、教会長になった後の2021年12月出版した
うつ病が治らないと思っていた。でも双極性Ⅱ型だとわかったら良くなった!
です。
気分障害の身上のある信者さんへの治療を念頭に自分の経験上どうやって気分障害を克服していったかという内容になっていますが、自分としては自分の経験と医学書等を参照してかなり医学的な内容に仕上げております。
最後にちょっとだけ天理教のお話を入れております。
ここにおられる方でも読まれた方はいらっしゃるかもしれませんが、うつや気分障害で悩まれている方に対してはかなり有効な本だと自負しています。


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また、私は各教会で神殿講話をさせて頂く時には事前に原稿を書いてお話をしています。その原稿をまとめた本も出版しています。
2022年1月に出版した『天理教会長もいちゃんのお話(2020年6月〜2021年12月)』では、教会長になった経緯やどういった気持ちで教会長をやっていきたいかなどのお話をメインにしております。


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また、2022年12月に出版した『天理教会長もいちゃんのお話 (2022年)』では2022年6月での大教会での不思議な体験を踏まえて色々と考え方が変わっていった経緯などを織り込んだ神殿講話が主になっています。
 
現在は、『天理教会長もいちゃんのお話 (2023年)』を取りまとめ中です。
 
Kindleの電子出版は、簡単に立ち上げられるXなどのSNSに比べて、ちょっと設定などが難しい面もありますが、数名の方のお手伝いをしたことがありますので、電子出版に興味がある会長さんがおられたらお手伝い致します。


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また、これらの本のコンテンツはnoteというサイトでも無料公開しています。
noteは、2020年5月時点で月間利用者数が6300万人を突破している簡単なブログのようなサイトです。


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Xでは意見交換やユーザー同士のやり取りが効率的にできますが、1回の呟きの最大文字数が140字までです。
これに対してnoteでは文字数制限がありませんが、ユーザー同士のやりとりはちょっと困難です。
この為、毎月の神殿講話の原稿などをnoteにアップして、そのリンクをXに貼ってXで呟きます。
こうすることで、かなりの長文の情報でも発信ができ、且つ効率的に交流ができます。


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また、私のXでの呟きですが、大体閲覧回数は毎回200回~1000回です。
呟いていると世間や天理教関連の方がどのようなことに共感されているのか?
または
拒否感を抱くのかが肌で感じられます。
Xとは匿名がベースですので、ある意味
『便所の落書き』
と同じようなものです。
つまり、建前がないです。
本音ベースで皆さんが呟きます。
ちょっとでも非常識なことを呟くとある意味非難ゴーゴーで攻撃されて炎上します。
またSNSで一旦発信したことは自分で削除したとしても、誰かがデータを保存していたらデジタルTATOOといって取り消せません。
永遠にネット空間に残りますので、呟く時は十分考えて呟く必要があります。
逆に皆さんが共感を持てることを呟くとバズります。


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私の場合、Xでの1回の呟きでの最大閲覧数は、上級教会で行った不思議な体験の神殿講話の原稿をnoteにアップしたものをリンクして呟いたもので約3600回でした。
 


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Xでは、日々の教会活動、おたすけに関して実行したこと、感謝の気持ち、会社運営での悩み、様々な気づきなどを呟いています。
特に、今はアルコール依存症の方、借金問題の方、体調の悪い高齢者の方、難病の方などの対応をさせて頂いていますが、そのような方々との日々接している内容で個人情報の開示にならないような範囲で呟いています。
そのような方々と接し、その方々を自分自身の鏡として、自分自身が反省をして心を立て替え・磨きながら対応していく中で、色々と見せられていく新しい展開などを呟いています。


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また、面識はないのですが色々な方々から色々なご意見も頂けますし、新しい気づきもいただけます。
X上の全国の教友の方のみならず、色々な方と交流しながらネット空間で助け合いを実践し、その結果として実社会での助かりを願う形での活動につながっていっていると思っています。
その結果自然とにおいがかかってくると思っていますし、同時に自分自身の信仰生活がとても充実してきています。
 
毎日がありがたく、今の自分は人生で一番幸せだと思っています。
そいう想いを是非多くの方々に知っていただきたいと思って日々呟いています。
 
そして多くの教友や様々な方と交流ができて、本当にありがたく、親神様からいただいたSNSという知恵と技術に日々感謝しています。


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Xはこのように情報発信や助け合いの場として非常に有用なツールだと思います。
 
しかし、先程述べたようにある意味危険も孕んでいます。
 
つまり、X上では4500万人の方々が匿名で本音ベースで話をしています。
建前は一切ありません。
つまり、世間一般で非常識と思われることを呟くと悪い意味で炎上します。
SNS上には天理教関係者も多くいますが、大体3グループに分かれています。
・バリバリの天理教のバリ天と言われる現在のお道の考え方の絶対肯定派
・中間派
・否定派
これは一般社会の組織論でも言われている「2:6:2の法則」に当てはまります。
全体の2割 = 賛成派
全体の6割 = 中間派
全体の2割 = 反対派
です。


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但しネット上ではおや様ご自身に対しての批判派はあまり見かけません。
批判のしようがありません。
批判派が批判しているのは、おや様の教えとは違う行いをしている天理教関係者に対してです。
私が見ていると批判派の意見は現代の一般社会的意識と合致しているよう思います。
 

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最近の具体的事例としては、統一教会問題に起因する宗教問題を天理教に当て嵌めて、問題提起しているものです。
世間では安倍元首相の暗殺後の統一教会問題から宗教界への風当たりが非常に強くなっています。
つまり、高額献金、会計の不明瞭性、無償労働、二世問題です。
高額献金に関しては法整備がされて禁止されつつある状況ですし、
無償労働に関しても、厚生労働省からの指導が入りつつあります。
また、宗教法人に対する税務調査の厳格化も進んでおり、各宗教団体への重加算税追徴課税が新聞・ネット上で報道されています。
厚生労働省からは宗教二世問題は虐待として取り扱うように全国の児童相談所に通達が回っています。
 
これは天理教に関してのみでなく、創価学会やエホバの証人、仏教・神道・キリスト教界隈などでも色々と問題視されています。


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このようにXは非常に有用なツールであると共に、表裏のない多くの方の本音が飛びかう空間ですから、以上のような問題には極力触れないことが無難です。
 
Xとはそういった環境・ツールではありますが、そのXの利点は非常に大きいと思います。
そのルールを理解した上で、おや様の教えに沿って日々喜んで行動し、心を澄ませて、人助けをしているということを中心に呟き・発信・交流していけば、ネット空間に自然と信仰のにおいが広がっていき、いい形でのにおいがけが瞬時に多くの方に効率的にできると思っています。
 

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大教会長さんもよくもいちゃんにいいね❤️をくださるので、私は心強く呟いております。


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純粋に天理教や神様を信仰されている方々がネット上には多数おられますので、ここにおられる会長様方も気負わずこういうSNSをツールとして使って頂き、ご自分の日々の年祭活動についてぜひ発信していかれては如何かと思い、この場をお借りして私の活動について述べさせてもらいました。

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以上つたない話ではございましたが、御清聴ありがとうございました。(かしわ手

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